みなさん、こんばんは!
昨日は雪がチラチラした東京でしたが、今日はうってかわって
の晴天!!!
太陽を浴びながらキーボードをパチパチしてますが、背中が熱い・・・・
でも、おひさまありがとう!!
さてさて、昨日15日は日ロ次官級協議が開かれました。
外務省のHPでも以下の通りに報道発表されています。
平成28年2月15日
1 本15日午前9時30分からワーキングランチを挟み約5時間,原田親仁政府代表兼特命全権大使は,飯倉公館において,モルグロフ,イーゴリ・ウラジーミロヴィッチ露外務次官(Mr. MORGULOV, Igor
Vladimirovich, Deputy Minister of Foreign Affairs)との間で,日露外務省ハイレベル協議を行いました。
2 今回の協議では,今後適切な時期に安倍晋三内閣総理大臣の訪露やウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン・ロシア連邦大統領(Mr. Putin, Vladimir Vladimirovich,President of the Russian Federation)の訪日を実現するための準備の一環として,二国間関係全般について幅広く議論を行いました。協議の中で,平和条約締結問題についても率直な意見交換を行いました。
3 国際情勢については,北朝鮮,ウクライナ,中東等について意見交換を行いました。
ここで気になるのは、2番目の最後の部分です。
「協議の中で,平和条約締結問題についても率直な意見交換を行いました。」
"率直な意見交換"ということは、それぞれが正に
それぞれの立場を代表して意見を申し述べた、という
ことであり、今回見えた新たなフェーズに関しては
触れられていないということです。
だからこそ、
安倍総理自らがロシアを訪問することに意味がある
のではないでしょうか。
日露外交そして領土問題というのは、首脳同士の
人間関係や政治判断に大きく委ねられる問題です。
外交とは相手ある話。
結果を出すためには、その過程が重要であり
どちらか一方が足を運ぶだけではなく
互いの歩みが必要です。
なお、今回から「次官級協議」という名称から
「外務省ハイレベル協議」と名称変更されました。
その点についても、何か意味があるのか。
両国のトップの考え、意向をくんだ
直轄の協議の場として、今年こそ結果が伴われる
ことを心から期待するものです。