みなさん、こんばんは。

今日の2午後6時から約40分間にわたって、

安倍総理とプーチン大統領が電話会談を行ったとのことです。


話の概要は以下の3つのポイント


1 安倍総理大臣から,

今回の北朝鮮の核実験は,地域や国際社会の安全保障,

国際的な核不拡散体制に対する

重大な挑戦であり,断じて容認できない旨を述べ,

両首脳は,北朝鮮の核実験に関して,

国連の場を含めて日露間で連携して対応していくことで一致しました。

2 また,両首脳は,

シリアを含む中東情勢やウクライナ情勢についても意見交換しました。

3 日露関係について,
両首脳は,

プーチン大統領訪日前のしかるべき時期に

安倍総理大臣が非公式にロシアを訪問する方向で調整

進めることについて一致しました。

首脳対話の準備のため,

2月中に東京にて日露次官級協議を実施することを確認しました。


また,安倍総理大臣から,

本22日付けで原田親仁政府代表兼日露関係担当大使を

任命したことを紹介しました。



とのことです。


今日の施政方針での「日露関係」について総理は

『ロシアとは、世界が直面する様々な課題に共に立ち向かう

関係を築きたい。

ウクライナ情勢については、

G7の連帯を重視しつつ対処いたします。

領土問題の解決、平和条約の締結に向けて、経済、

エネルギー、文化など幅広い分野で関係強化を

一歩一歩進めます。

あらゆる機会を見つけて対話を重ねてまいります。』


と発言されました。


あくまでも「G7の連帯を重視しつつ」とありますが、

そうした"制約"の中でも日ロ関係を重視しているが故に

"非公式にロシアを訪問"となっているのではないでしょうか。

隠れて行くという意味ではなく、ロシアの地方都市を訪問

ということで、"大国"にも気を使いながらも

ロシアは重要だという意思表示をしているのだと考えます。


今年は日ソ共同宣言から60年。


歴史を動かすべき時が来たのではないでしょうか。