みなさん、こんばんは!!


さて、私は何をしているのでしょ~~か?

実は明日から開かれる全日本ホルスタイン共進会北海道大会

の会場にて、病気などを持ち込まないために消毒しています。

いや、どちらかというと“されています”。


このように、部屋全体に霧状に消毒が噴霧されており

手を洗っているようにみえて、頭から足まで全体が

カバーされています!

すごい!

全日本ホルスタイン共進会は、乳牛改良の成果

を競い、発表する歴史と権威ある大会です。

各地の地方大会を勝ちあがってきた乳牛が今大会

は北海道を舞台にその頂点を目指します。


実は平成22年に開催する予定だったのですが、

口蹄疫の発生、そして東日本大震災の影響等があり

幾度にわたって中止。


実に10年ぶりに北海道・安平町にて開催です!!!!


私のブログなどを見て頂いている方はご存じかと

思いますが、実は地域の大会で私、リードマンとして

牛を引っ張らせていただいたり。


地域のみなさんのご協力と指導のもと、

ほぼ全ての共進会に足を運んでいます。



今回は北海道のみならず、南は沖縄からも!

酪農高校などの学生さんたちも多く来られていました。



今日も東京で内閣官房、農水省などからTPP大筋合意

をうけての説明を受けましたが、説明で納得できることは

正直いって何一つありませんでした。


総理の「国民の生活は豊かになる」という発言。

その根拠を聞いても「まだ、試算などは出ていない。」

「これから計算していく・・」など。


では、何を持ってして「国民の生活は向上される」

「国益は守られた」「国会決議は遵守されている」と言い切る

ことができたのか。


こうして厳しい情勢のなか、365日、命と向き合い

汗を流している酪農家、一次産業従事者のみなさん

がいます。


若い世代も順番で食事や睡眠をとりながら

文字通り夜通し牛の世話をしたり、先輩の姿をみて

頑張っています。


こうした努力や流した汗がしっかりと報われる社会、

産業を後押ししていくことが政治です。


TPPも相手ある外交交渉です。

全て日本の意のままに・・・は無理な話です。

だからこそ、何を守るために、どういう判断をしたのか

せめてその点については示すべきではないでしょうか。


そして困難が予想される面において

どのような対策を講じていくのか、そうした展望を

示すことが困難を乗り越えよう、という

希望や活路になるはずです。



臨時国会を正々堂々と開き、

就任された新閣僚、新三役の所信を聞き、

目指すべき日本のこれからについて

説明頂きたいと思います。


与党のための国会ではない。

もちろん野党のための国会ではない。

ましてや、対決するための国会でもない。

日本のこれからを考えるための場が国会です。