みなさん、こんばんは!
今日は慶応大学名誉教授であり、
憲法学者、弁護士である小林節先生にお話を伺いました。
何とも濃厚な時間だったのですが、
今日はあえて私が話を聞きながらメモしていたノートを
そのまま載せたいと思います。
メモなので、わかりにくい点もあるかと思いますが
長々とした文章よりは読みやすいかと思いますので、
ぜひご一読いただければと思います。
テーマ:“戦争”法案を葬ることが最大の安全保障である
□自民党の論理
・国連憲章にもあるように自然権であるから放棄しようがない
➡この論理はすでにOUT
∵履行するのは日本国の公務員、
しかるに憲法を逸脱することはできない
・砂川判決にあるように必要最小限の自衛
∵国際的な変化を鑑みればその最小限は広がっていく
*自民党の主要ブレインとの公開討論を提案
∵出て着たら討ち取れる、出て来なければ逃げたと言える
1.この法案は憲法にも政府解釈にも違反している
*軍隊もてない(9条2項)
*交戦権を奪っている(9条2項)
*2項さえ取っ払えば自衛隊を自衛軍に置き換えられる
すなわち・・・
「専守防衛」と「海外派兵禁止」「海外で他国の武力行使と一体化することの禁止」
*言葉の遊び、目くらまし作戦“存立危機事態”“重要影響事態”(他国の軍隊に後ろからジョイントする事態、と言えば国民も反応する)
*国民は6.4に目覚めた観がある
(3者による「違憲」発言)
∵“量ではない質だ”などの反応、
自民党の反応が全て。
=危機感。
∴世論の潮目が変わってきた
*後方支援、日本しかない概念。
すなわち・・・最前線で引き金ひける以外は全部
・日本の後方支援がなければ、最前線は成り立たない
・後ろから戦争している他国軍にジョイントする
➡戦争参加
・刑法上は幇助罪、共犯
*会期延長
・一度も丁寧な説明をうけた覚えはない
・大幅延長、与党の目標が外れた、
野党の攻防が勝った
*平和とは戦争または戦争の危険のないこと。
∴本法案が可決されれば、
戦争との危険にさらされる国になる。
*立法事実を確認させること
∵政府の仕事
2.この法案は違憲、危険、高価な愚策である
➡合憲、安全、安価な代案はある即ち『専守防衛』
*“予算は増えない”安倍総理の答弁はいかに?
*アメリカの肩代わり、2軍になってくれ、という法案
*アメリカは一度も出口のある戦争をしていない
3.この法律の成立を許せば日本は独裁国家になる
*100回ウソを言って信じ込ませようとしている
与党には、10回の真実を語るのが野党の仕事
4.選挙で勝って高慢になっている政権は選挙で倒せばよい
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と、いうノートです。
ちなみに、あの憲法審査会以来、さまざまな場所で
握手や色紙を求められているそうです!!!