みなさん、こんばんは!
今日は、釧路をスタートして根室へ。

そうです、今日は『北方領土の日』。
返還運動の原点の地、根室市にて住民大会
に出てきました。


足を運んで下さった多くのみなさんには、日頃から
返還運動や世論啓発に取り組んで頂いています。
また、元島民やその後継者のみなさんです。






いったい、どんな思いで2月7日の朝を迎えたのか。
私自身、朝、新聞を見ながらその一面には
『北方領土』の言葉はなく…
悔しさと申し訳なさを感じる朝でした。

今朝はお天気にめぐまれましたが、
だからこそ故郷の島々が目の前に見える。
けど、行けない。帰れない。
両親、家族が眠るお墓に手を合わせることが
叶わない。

島を見て手を合わせられた元島民の皆さんが
今朝もいらっしゃったのではないか、
そんな思いがするところです。

事務次官級、外相、そして首脳の会談や
訪ロや訪日、しっかりと目標を明らかに
しながら、結果を出していく。
解決のための前進のために、あらゆる術を
駆使していく、その不断の努力が
求められています。

また、勝負の年だからこそ
地域の声として返還のあり方について
根室市など隣接地域でも、
今こそ一致団結すべきではないでしょうか。

四島の返還のために、何ができるのか。
まずは、返すと言っている
歯舞、色丹の帰属を明らかにする。
その上で、残った国後島と択捉島について
交渉、協議を続けていく。

四島の領土問題解決のために、
何が今できるのか。何を今、しなくては
いけないのか。

中には『二島だけで終わってしまう』
『国後島、択捉島の島民のことを考えていない』
などと言う方もいます。

しかしながら、その考えで戦後70年間
結局は何ら前進ががなかったことも、現実です。

四島返還を目指す基本姿勢を堅持しつつも、
過去の例えば、小泉政権の取った 四島一括方針
では、ロシア側と交渉にさえ着けませんでした。

過去に森元総理がプーチン大統領と
サンクトペテルブルクで会談された際に、
『イルクーツク声明から交渉を再出発するべきだ』と。

プーチン大統領は「その通りと思う」と、
答えています。

歯舞、色丹両島の引き渡し方針を明記した
日ソ共同宣言と、四島の帰属問題を 解決する
基本方針を示した東京宣言の双方を基盤とする
イルクーツク声明を基礎に、
歯舞、色丹二島の返還を実現し、その上で、
国後、択捉両島の帰属問題の解決を図る、
こうした現実的且つ具体的な四島の解決のための
取り組みこそ、求められているはずです。

北方領土の問題は、 まさに国家主権の問題であり
与野党の枠を越えた課題です。

しっかりと、政治はここにある!と
示していくためにも、あらゆる英知を結集
させ、この問題に取り組んで参ります。

北方領土問題の解決、それは
鈴木宗男のライフワークです。

そして、その意思を受け継ぐ鈴木たかこです。

これからも、未来を築く、歴史を動かすために
頑張ります!