みなさん、こんにちは。


連日、補正予算に関するレクなどを

受けています。


今日は、その中で気になった点を。


まず、今回の議論はあくまでも「補正予算」

です。本予算ではなく、今年度中に執行される

べき理由を伴う、つまりは緊急性がある、

もしくは継続するに然るべき理由がある、と

いうことが前提条件だと思います。


しかしながら、内容を見ていくと

国会において、未だに正式に可決がされて

いない事業にも補正がついていたり・・・


党内のNC(NEXT CABINET=次の内閣)

でも、

「本年度補正予算に前倒しすることによって

来年度の見かけ上の

プライマリーバランスを確保しようと

いう思惑も透けて見える・・・」

などといった声も上がりました。


今日は朝から農林水産省の補正予算に関わる

レク(関係省庁からの概要、中身の説明など)を

農水部会で行いました。


平均取引価格の下落が続いており、

コメの生産コスト削減支援などを中心に予算配分、

との説明がありました。

米価の下落対策として計516億円を盛り込む

方針など。


「稲作農業の体質強化緊急対策事業」に200億円。

「飼料用米の利用拡大に向けた機械のリース導入支援」に

59億円、などです。


今年度中に使われる補正、そして本予算。

しっかりと、目的に即した対策が必要です。


「下落対策」、目の前の課題に対して緊急的な

援助や対策ももちろんですが、

農家の皆さんが安定して、持続可能な営農が

できるような農政が何よりも重要です。


畑作、酪農、畜産、ありとあらゆる分野に

おいて365日休みなく働き、

日本の根幹をささえていらっしゃる皆さんの

努力が形となる、つまりは

収入として、しっかりと収益があがるような

中長期的なビジョンを、農政を示していくことが

重要です。


今国会で、しっかりと議論を重ね

まさに安心して営農できる、担い手となる皆さんが

「続けていきたい!」と思えるよう

取り組んで参ります。