みなさん、こんばんは!


臨時国会が召集され、会期は11月30日まで

の63日間とされています。


安倍総理の所信表明が14時からありました。

そこで、『地球儀を俯瞰する外交』というテーマの

段落で根室のサンマについて触れられました。


『今が旬のサンマは、

ベトナムではトマト煮が大人気。

北海道の根室から輸出されています。

地元の漁協や商工会議所の皆さんによる

一体となった売り込みが、「根室のサンマ」を

世界ブランドへと発展させました。

「北海道の根室」から「日本の根室」へ。

さらには「世界の根室」へと。

地方も、オープンな世界に目を向けるべき時代です。』


根室という言葉を本会議の議場で耳に

できたことは嬉しく思いました。


しかし同時に地方の声が届く議会で

なくてはならない、と思うものです。


「地方創生国会」と銘打たれた段落では

『これまでとは次元の異なる大胆な政策

を取りまとめ、実行してまいります』と

ありました。


そのためには、地方の実情をしっかりと

把握することが必要です。

また、地方と一括りにするのではなく

それぞれの地域の特徴や特性、文化や

歴史などをしっかりと鑑みることが必要です。


地域が、地方が輝くことが日本の未来です。

地方が元気になれば、日本が元気になる。


それぞれの地域の代表である国会議員が

自身と誇りをもって、それぞれの声を痛みを

代弁できる国会でありたいと強く

願うものです。


『復興の加速化』という段落では

2020年のオリンピック・パラリンピックは、

何としても「復興五輪」としたい。

日本が新しく生まれ変わる大きな

きっかけとしなければなりません。

開催に向けた準備を本格化します。

6年後には、見事に復興を成し遂げた

東北の街並みを背に、

三陸海岸から仙台湾を通り、

福島の浜通りへと、聖火ランナーが走る姿を、

皆さん、世界に向けて発信しようではありませんか。』


と、語りかけられました。


しかし、真の復興と言うのであれば

2020年ではなく日本の未来を考え

エネルギー政策、原発問題をやはり

解決しなくてはいけないのではないでしょうか。


道をつくり、建物をつくっても、

真の安心安全がなくては、それは復興と

言えるのでしょうか?


日本の復興とは、辛い現実や過去から

学び反省を生かした未来に向けた決断

が伴われるのではないでしょうか。


形だけの復興ではなく、

世界にそして何よりも未来に自信をもって

託せる“現在・いま”が求められていると

感じました。


私も、今国会でも北の大地の代表として

しっかりと声をあげて参りたいと思います。