みなさん、こんばんは。


今日は、東京から地元入り。


釧路、阿寒、そして夜は根室に移動です。


根室市のサンマ輸出など根室市とベトナムとの

関係構築、経済協力に尽力いただいたベトナムの

ボー・ホン・フック元計画投資大臣ご夫妻、そして

国際経済部のグエン・スアン・テイエン副部長

を招いての歓迎会に出席しました。



平成21年、外務委員長だった代表・鈴木宗男も

山下洋司商工会議所会頭の熱い想いを

うけ根室のサンマの売り出しにフック大臣と

その道筋づくりに尽力させて頂いた歴史もあり

根室にてお迎えをさせて頂きました。

現職の大臣として初めて北海道入りをされた

大臣であり、以来両国の発展には力を注いで

頂いています。


大臣もご挨拶の中で

「鈴木宗男先生と話をさせて頂いたことは、

そしてサンマ輸出の道筋が築けたことは

私にとっても非常に思い出深いことです」

と今日の歓迎レセプションでも触れて頂き

有難い限りでした。





今では「根室方式」とも言われる

自治体が国を相手に輸出などの経済交流を

実現することが出来た、立役者であります。

今回の来根で行われた懇談で、更に今後の

拡充や拡大への力強い後押しとなることを

期待しています。


さて、今日の歓迎レセプションでは

“さんまのつみれ汁”が振る舞われました。

フック大臣ご夫妻も「おいしい!!」と

大変気に行っていただけだ様子でした。


冷凍サンマは、いまだベトナムでも

経済的に裕福な皆さんしか手に取れないという

課題もあります。

どうしても輸送コストの問題などもあり、

価格がネックになっているようです。


“つみれ”を気に行って頂いた様子を

見ながら、まさにこうした加工品の需要や

活用方法も考えていくべきでは、と。


ベトナムの米粉でつくるフォーという

麺料理がありますが、その具材としても

受け入れてもらいやすい、

またサンマをトマト煮にして食べると

伺いましたが「つみれのトマト煮」も

食べやすいのかもしれません。


根室としても、小ぶりなサンマでも頭から

尻尾まで丸ごと加工にできる利点もあります。

加工にすることで逆に

日本の安心・安全な加工技術をアピール

することにもつながります。

また、すでに寄せられている信頼ゆえに

形を変えた加工品も受け入れてもらえる

大きな可能性を感じました。


冷凍サンマ輸出のまさに“隙間”を

活用できる加工品、そして“つみれ”。

これからの大きな可能性を感じる

レセプションとなりました。