みなさん、こんばんは!


このブログや質問主意書、そして

法務委員会での質問などでも再三にわたって

ご報告させて頂いている『袴田巌さん』。


今日、9月23日

『9・23再審無罪を勝ち取る全国集会』

が開かれ、私のリレートークに呼んで

頂きました。

他にも、



ボクシング協会の事務局長の新田さん、

元WBC世界フライ級王者の八重樫選手


布川事件の冤罪被害者桜井昌司さん

からも力強い挨拶を頂きました。


多くの皆さんが、袴田巌さんが釈放されたこと

また再審の決定開始が報道されたことで

袴田事件はもう終わったと思っているのではない

でしょうか。

今年の3月27日、

静岡地裁から再審開始決定と死刑及び拘置の

執行停止決定が出されました。

その際、静岡地裁は、証拠が

「ねつ造されたものであるとの疑いは払拭されない」

とまで、異例の指摘しています。


しかし、その後静岡地検が“即時抗告”したため、

いまだに再審すら始まっていないのが現実です。


つまり、袴田巖さんは「確定死刑囚」であることに

変わりはありません。


地裁が、裁判長が

決定理由で、DNA鑑定結果を

「無罪を言い渡すべき明らかな証拠に該当する」と。

有罪の最有力証拠とされたシャツなどの衣類について

「捏造されたものであるとの疑問は拭えない」と。

更には、

「捜査機関によって捏造された疑いのある証拠に

よって有罪とされ、

死刑の恐怖の下で拘束されてきた」とまで。

「これ以上拘束を続けることは耐え難いほど

正義に反する」

と、異例の拘置停止まで決定しました。


また今年8月には、

これまで捜査当局側が「存在しない」と言い続けてきた

証拠とされてきた5点の衣類の写真ネガも出てきました。



証拠隠し、隠ぺい、改ざんと

驚くような言葉が飛びかう“袴田事件”です。

検察当局の汚名返上のためにも、

再審をすみやかに開始することが求められているのでは

ないでしょうか?


これまでどんな時も気丈に笑顔で闘い続けてこられた

お姉さんの秀子さんのことについて触れさせて頂きました。




本当であれば、捜査当局に言いたいこともあるでしょう。

怒りをぶちまけたいこともあると思います。

しかし、未だに裁判を抱えている現実をみて

自分のひとことが巌さんの裁判に影響があっては・・・

そんな思いから、じっと耐え、どんな時も笑顔で

袴田さんの真実を、無実を訴え続けて来られた

秀子さんの言いたいけれども言えない胸の内を

少しでも多くの人にわかって頂きたい、

そしてお姉さんの分まで巌さんの無実を、

捜査当局の不誠実な対応についての意見を声を

げて頂きたい、とお願いをさせて頂きました。

巌さんを支えるのは、もちろんです

しかし、同時に同じ年月闘い続けて来られた

お姉さんの支援も、考えていきたいものです。


リレートークでは、