みなさん、こんばんは!

今日は大変貴重な経験をさせて頂きました。

それは、
DID~ Dialog In the Darkです。

暗闇のソーシャルエンターテイメントと
紹介をされています。

1988年にドイツで“イベント”として生まれたこの活動。
日本では1999年に杯目て開催、そして今では
東京・外苑前の会場にて常時開催されています。

何をするの?!

照度ゼロ、という光という光を完全に遮断した
空間の中へグループで入り、
その会場で用意・設営されたあらゆる障害であったり
カフェでの一休みであったり、アート作成だったり・・・
そんな様々な体験ができます。

そして、興味深いのは
その完全なる暗闇でリード、ガイド、そしてサポート
をして下さるのは視覚障害者の方です。

8人1グループだったのですが、
まず暗闇の前には白杖を手にまず自己紹介。
そして面白かったのは、お互いを「ニックネーム」で
呼ぶんです。

私は「たかちゃん」と皆さんに呼んで頂きました。

まず感想ですが・・・

本当に何一つ、一転の明かりもない世界は
もしかしたら人生で初めてだったかもしれません。

白杖をついて進もうとするのですが、全体の広さ
目の前に何があるのか、いや何がないのかも
全く見当もつきませんでした。
声を頼りに進んでいくのですが、最初はその感覚
もあいまいでした。。。

互いの声に、そして聞こえてくる音、
足元の感覚、匂い、そういった普段どうしても
視覚の次に追いやられている部分に神経が
集中されます。

暗闇という、普段の生活と比べると
無防備かつある意味で裸のような状況で
一緒に参加しているメンバーとは
独特の一体感が生まれてきます。

そしてまた、声の掛け合い方や
先導の仕方、説明の際の言葉の選び方など
普段とは違う、その「人」が“見えてきた”様な
気もしました。

アテンドをして下さった、視覚障害があるKさん
はところどころで
「たかちゃん、いまのアドバイスは良いですよ」
などと声もかけて下さり、まさに暗中模索でしたが
自分の声が、一歩が、みんなの一歩
そんな体験をさせて頂きました。

当初、私は今回のイベントを聞いて

視覚障がい者疑似体験のイベントなのかな??と
思っていました。
ですが、実際に体験してみると
疑似体験だけでなく、人間のもつ力や弱さ
あらゆることを学ぶことができました。

そして、多くの方にぜひ体験して頂きたいと思います!
ご家族で、友達と、会社の同僚や上司と、大切な
パートナーと・・・
暗闇だからこそ見えてくる、そんな体験ができます。

中でどんなことをしたのかは、
ネタバレ?!になってしまうと迷惑がかかるので
あえて言いませんが、
本当に本当に本当に体験してみて良かったです。

貴重な体験をありがとうございました!

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