みなさん、こんにちは!

新聞やネットなどでも報道されていますが、

18日に最高検が『取り調べの録音・録画(可視化)

の実施範囲を10月から拡大する』

という旨の発表をしました。




以前からブログでもそして、委員会でも再三に

わたり追及、言及してきたことが

少し前進の兆しをみせています。


例えば、これまでの試案でも全事件の3%

に満たない範囲での運用でしたが


裁判員裁判対象事件だけでなく

『特捜案件』の独自捜査事件についても

検討が法務省で進んでいるようです。


また、容疑者だけでなく、

被害者や参考人についても一部で試行を

すすめていくそうです。


範囲の拡大は、私たち国民一人ひとりに

直結した話題です。

なぜなら、一般市民が巻き込まれる確率の

高い

・痴漢

・恐喝

・詐欺

・脱税


などなど、こうした案件ほど可視化の範囲に

入っていなくてはおかしいと訴え続けてきました。


捜査と共にある程度の“見込み”をつけて

いくことは必要かもしれませんが、

度の超えた、行き過ぎた強要ともとれる

調書作りや取調べは何としても

防がなくてはいけません。


これまで、取り調べの経験を受けた方たちが

勇気を振り絞って

「髪の毛をつかまれた」

「力づくで証書に印を押されそうになった」

「家族がもう見放したぞ、とウソをつかれ精神的に追い詰められた」

などと訴えている事実をしっかりと

受け止めなくてはいけません。


そうした間違いを、また誤ちの可能性を

少なくする努力、すなわち

誠意

がいま、問われていると思います。


司法の過ちに言及し、正すことは、

国民に選ばれた私たち国会議員のれっきとした

仕事であり、必要な声をあげることは

またイニシアティブをとることは

「3権分立」から何も逸脱している行為では

ありません。

逆に、わかっていながら、見て見ぬをふりをする

ことこそ、

3権分立の放棄であり、職務放棄です。

チェック&バランス、互いをより高め、公正公平で

あり続けるための行動こそが、

3権分立の根幹にあります。