みなさん、こんばんは!


ちょっとご報告が遅くなりましたが

23日に東京の日比谷野外音楽堂で

狭山事件の

石川一雄さん(75)を支援する集会に

行ってきました。


そこで、久しぶりの再会も。



袴田巌さんとお姉さんの秀子さんです。

お姉さんは温かいハグ、巌さんは力強く握手を

して頂きました!


この日は、石川さんが別件逮捕された日から

ちょうど51年の日でした。


石川さんの事件は、

日弁連も「誤判・冤罪と日弁連の取組み」の

中で“狭山事件の再審請求では事実調べ

が義務となるケース”だと指摘しています。


 「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」の

皆さんが、これまでの袴田さんの再審開始決定まで

の経過報告をしてくださいました。



やはり大事なのは

「取り調べの可視化」

「証拠の開示」

「事実調べ」

です。


私もマイクを通し、それらの重要性について

そしていち早くの法整備の必要性について

話してきました。




この間、法務省が取り調べの可視化に関しての

試案を出しました。

しかし、そこで対象となっているのは

全事件のわずか3%。


その3%の中には、「取り調べ可視化」の議論

の発端となった、村木局長の事件などは

含まれていません。


反省の上にあるべき試案が

そんなものでよいのでしょうか。


世界的に見ても、

今では『取り調べの可視化』は“当たり前”です。

アメリカの多くの州、イギリス、フランス、

イタリア、オーストラリア、

アジアでも香港、台湾、韓国などなど。

それらの国からは国連の場などでも

「日本も導入すべきである」と再度にわたり

指摘がされています。



もちろん導入前は地域や大きな議論が

巻き起こりました。

しかし、実際に開始されてから

どこの地域も国も「取調べの可視化」

を取りやめ後退させた例はありません。


逆に「取調べの全過程可視化」は

真の刑事司法の根幹を担うというスタンスで

普及しています。


検察庁の不祥事や、

足利事件、村木事件、布川事件、東電OL事件など

捜査機関への信頼が失墜している今

検察庁が先頭にたち、そしてまたその監督を

すべき法務省が率先して旗を振るべきでは?


皆さんにも関わる問題です。

いつ裁判員制度で皆さんが選ばれるか、

それは誰もわかりません。

裁く側に立ったときに、人の人生を

これからの人生を左右する立場に立たされた

時に、間違いのない判断を下すためにも

取り調べの可視化

証拠の開示

事実の確認

これらが必要ではないでしょうか?


どんな証拠があって

どれだけの証拠が開示されているのか

それすらわからない中で

検察側によって選ばれた証拠だけで

果たして確固たる自信と共に

人を裁くことができるでしょうか。


国民の安心安全、というのは

何も国防だけを指す言葉ではありません。


こうした刑事司法の整備もその1つです。


そのために、新党大地

そして鈴木たかこは真の公正公平な

刑事司法のため声を挙げて参ります。