こんばんは!


今日の北海道新聞には

日ロ関係・領土問題についての記事が

目立ちました。


その中でも、


≪北方領土問題、経済協力の発展が鍵

ロシア副首相が認識≫


来日中のロシアの

ドゥボルコビッチ副首相は5日、

安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領

7日にインドネシアで首脳会談を行うことに

関連し

「現在、日本とロシアの経済協力は急速に

拡大しており、このことが最も厳しい問題に

関する相互理解の方法を見つけることに

つながる」

と述べ、北方領土問題の解決に向けて

経済協力の発展が鍵になるとの

認識を示した。


と、いう記事が。


私も、国後そしてサハリン訪問の際の

ブログにも書いてきましたが

「経済協力」がここでもやはりカギと

されています。


先日、北海道のサハリンにおける

エネルギープロジェクト

(パイプラインやパワーブリッジなど)

の構想についてレクを受けましたが

「北海道としては特に国への要請

や働きかけもしていない」

「特に具体的な、考えは聞いていない」

といった非常に非積極的な答えでした。


日ロ首脳会談も活発に行われ

「今こそ領土問題を動かす、発展させる

チャンスだ!」

という機運や、地元の声がある中で

がっかりしたのが本音です。


北海道と国が、

よこのつながりを

地元=現場だという意識をもって

積極的に行動していくこと、

そのためのコミュニケーションや

意思疎通をはかっていく必要性を

感じます。


明日、根室に行ってきます。

実は、交流事業として

択捉・国後のロシア人島民が

北海道を訪れており、明日

根室港を発ちます。


代表が5月にも会っている

択捉のオシキナ地区長に挨拶、

代表からのメッセージを届けることと

私が国後でお世話になった女性が

いらっしゃるので挨拶にいこうと

思っています。

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片道2時間ですが、

その移動時間が意味あるものだった

と思えるようにしたいと思います。


外交は国と国の話です。

ですが、外交を動かすのは

「人と人」です。

確実な現実的な一歩のためにも

堅実でも着実な人間関係をしっかりと

築いていきたいと思います。