みなさん、こんばんは!
今日は、vol.4ということでスーパーに並ぶ商品から考える「物流」に
ついて考えたことを書いていきたいと思います。
「友好の家」から徒歩5分ほどで、「商店街」なる通りにでます。
そこは、ミニスーパーが並んでいるという感じで、
バラエティに富んでいるというよりは、同じようなお店が数件続く
という感じです。
中にはいると、生活必需品らが並んでいるのですが
一番最初に目についたのは、こちら。
左上のは日本のものです。
値段を見てください、横の製品の実に3倍以上の値段。
ちなみに、ルーブル×3=¥円 といった感じです。
しかし、一番目を引いたのはやはりこちら。
生鮮食品です。
鮮やかですねぇ~
しかし・・・
左から白菜、カリフラワー、キャベツです。
全ての野菜に黒い斑点が。。触った感じもシャキシャキ感
ではなく独特の柔らかみが。。。
これが最前列に陳列されています。
ちなみに、野菜コーナーはここだけです。
その代り大きなスペースをしめているのはこちら。
この写真は、冷凍の中国製品。
餃子のようなもの、パスタのようなもの。
その横には、冷凍のミックス野菜や、ブロッコリー
など、生鮮食品コーナーよりも品数がありました。
この点をみても、物流ルートが安定していない
確立されていないということが見えます。
*前にも書きましたが、野付半島から国後は17キロ。
ハーフマラソンよりも短い距離です。*
韓国はLOTTEのジュース、日本はDyDoのコーヒー。
値段が見えずらいですが、
かたや25ルーブル、日本のコーヒーは80ルーブル。
日清のどん兵衛と韓国の辛ラーメン。
150ルーブルと35ルーブル。
何故こんなにも価格に差が生まれるのか?
それは、
韓国製品は海外工場で作られているからだそうです。
韓国ではなく、ロシアで、だそうです。
そのため、輸送コストなどが安く抑えられているとのこと。
島に住んでいる人にとったら、手が伸びるのは
比較的手に取りやすいリーズナブルなものになるのか、と。
ただ、何点ものお店を巡りましたが実際に
買い物をしている姿を見かけたのは2,3人でした。
これもまた、印象的なことです。
公表では、国後島には7000人近いひとが住んでいると。
ですが、3泊4日の間毎日、視察で外にいましたが
正直な印象は「どこに人がいるんだろう・・・」というもの
でした。
前のブログで書きましたが、
島に暮らせば
・年金が早くもらえる
・手当がつく
実際に年間を通して住んでいる、生活をいや人生を営んで
いる人の数が知りたいものだなぁ、と。
ちなみに道路工事の現場でも
働いていたのは
タジキスタンやウズベキスタンからの外国人労働者でした。
視察に同行されていた方いわく
「日本だって海外からの労働者をいれているでしょ。理由は
同じじゃないだろうか」とのこと。
生活していくうえで必要とされるもの、
そこの安定がなくては、そこで暮らしていくことの将来性
や誇りというものも築きづらいのではないでしょうか。
インフラしかり、生活における必要な物資などの
安定供給、人道支援は日本が固有の領土を
誇りある国土にするうえでも大きな意味をもつと。
明日から、地元です☆
釧路に入ってから、夕方には根室へ。
地元新聞社をめぐり、国後訪問の報告もしてきたいと思います。
最後に、、、
「友好の家」の管理人、ガリーナさんとの1枚。
「鈴木宗男の娘です。父からもくれぐれもよろしくと・・」
と話すと、「ムネオ」の言葉を聞くやいなや
「あなたが噂の娘さんね!宗男さんは、誰よりも私たち
のことを分け隔てなく接してくれた。島のみんなは、とても
感謝しているの!一番、有名な日本人よ!宗男さんの娘さん
に会えるなんて!」と
きつくきつくハグをしてくれました。
夕食の時にも、みんなの前で「鈴木宗男さんは・・・」と大演説を。