みなさん、こんばんは!

国後島での訪問事業を終え、東京に戻ってまいりました。


30日に根室港でエトピリカに乗り、国後島に行ってまいりました。


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3泊4日の間、ネット環境などがなくブログやFB更新ができませんでした。

今日から、すこしずつ写真などと共に訪問事業の報告を

していきたいと思います。


今回の訪問は、

北方四島を訪問し、島に在住するロシア人との交流を図り、
相互理解を深めることにより、北方領土問題の解決促進に

資することを目的とした事業です。


訪問前のインタビューには、

「五感を使って島を感じたい。後継者の船であり団員ともども元島民の

思いを引き継ぐ実行世代として学んでいきたい」と答えました。


そこでみなさん、島の話をする前に・・・


ムネオハウス」という言葉を覚えていらっしゃるでしょうか。


以下の文章は2002年2月14日(木)「しんぶん赤旗」からの抜粋です。

『「鈴木さん、あなたは私たちの友達です」。国後(くなしり)島の

「友好の家」に、赤と青のインクでくっきり書かれた横断幕の写真。

議場は「オー」と大きくどよめきました。

日本共産党の佐々木憲昭議員が冷静に

「現地ではムネオ・ハウスと呼ばれている」とたたみかけると、

自民党議員さえ苦笑を抑えきれません。

十三日の衆院予算委員会では、自民・鈴木宗男議員が海外援助を

私物化する実態が国民の前に明らかになりました。』


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↑これが当時、よくメディアに出ていた写真です。


今回、私は島にいま住んでいる皆さんに

「当時、日本のマスコミが「誰かムネオハウスという言葉を知っているか?

使っているか?」と私たちに聞いてきた。でも、誰一人として「鈴木さんは

よくしっているが、そんな言葉は知らない」と答えていたんだ」

と話を伺いました。

そして同時に

「鈴木さんほど、分け隔てなく接してくれた人はいなかった。」と。


外交は人で動くものです。

そこに信頼関係や、相互理解・協力がなくては平和的な解決は

生まれないとおもいます。

そのためにも、人道的支援を行うことで領土問題の解決に汗を流して

きたのが政治家・鈴木宗男です。

94年に発生した北海道東方沖地震もあり、『緊急避難所兼宿泊施設

として99年に建設されました。


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(部屋の様子・ 他には2段ベッドの部屋も)

99年から長い年月がたっていますが、管理人のみなさん

の細かな気配りで、非常にきれいに清潔に保たれています。

建付けがあまかったり、階段の音が大きく聞こえる・・・などは

あります。

ただ、ホコリや汚れといったものは一度も感じませんでした。


島民の方も「子供たちが少しでも雑にすると、管理人さんが

厳しく注意するのよ!」と話して下さいました。

人道支援の思いがしっかりと届いていること、根付いている

ことがよくわかるエピソードだと思います。


そのことを、自分の5感で繰り返し繰り返し感じることができたことは

大きな大きな収穫です。



そして、国後訪問の報告の前にぜひとも皆さんに提案があります。

この事業を、そして北方領土問題の現実的な解決を無駄にしないため

にも、寄せて頂くコメントは率直な考えで結構です。

それぞれのみなさんの考えを否定する思いはありません。

ですが、『送信』『投稿』を押す前に、ぜひとも過度な表現に、

誹謗中傷になっていないか再考頂けますようお願い致します。

そのうえでの、忌憚なき考えの共有、発言をお待ちしております。


それでは、明日から

具体的な訪問事業の内容や、視察から感じられたこと

私なりに読んだ”行間”を報告していきたいと思います!