今日は、ウェルビーイングとSDGsの関係について書かせて頂きます。
SDGsは2015年9月に開催された国連サミットで発表され、
「グローバル・ゴールズ」として、
誰も取り残さずすべての人々が
平和で豊かな生活を送ることができる社会を実現するために
世界中で取り組まれている普遍的な目標です。
そしてSDGsには、地球保護に関する目標も含まれており、
これは地球上に住む人々が共有する責任であり、
行動指針となっています。
つまりSDGsは、持続可能な未来のために、
私たちが取り組むべき重要な課題を示しているのです。
持続可能な開発目標(SDGs)の中に、
目標3「すべての人に健康と福祉を」というものがあります。
目標3の英語表記は、
「Goal3 Good Health and Well-Being」となっています。
これを日本語訳したものが、「目標3 すべての人に健康と福祉を」です。
この目標について書かれているのが、続くこちらの文章です。
「Ensuring healthy lives and promoting the well-being for all at all ages is essential to sustainable development」
日本語訳では、
「すべての年齢における健康的な生活を確保し、
幸福を促進することは、持続可能な開発にとって不可欠である」
となります。
ここでお伝えしたいのは、「ウェルビーイング」が指すのは、
単に健康や福祉のみではないということです。
健康的な生活を送ることはもちろん大切なことですが、
ウェルビーイングは、
身体的な健康だけでなく、
精神的・社会的な健康や、
生きがいや幸福感なども含めた総合的な概念です。
SDGsの目標3を達成するためには、
私たちは単に病気やけがを予防し治療するだけでなく、
誰もが幸福な人生を送れるようにすることが求められているのです。
最近では「ウェルビーイング」に、
働き方改革や健康経営
ウェルネス経営
ESG投資
といった時代の流れが加わり
世界で注目が集めっています。
そのような中で私がお伝えしたいことは、
「一人ひとりが幸福な生き方を追求すること」が
ウェルビーイングの本質であるということです。
このSDGsの目標3とウェルビーイングについて、
noteに書かせて頂きましたので、
お読みいただけたら幸いです✨
ウェルビーイング・アカデミア
杉村貴子
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