8月20日

 

この日は、私の夫、杉村太郎の命日でした。

 

 

彼と出会って間もない頃、

「人々の人生をががやかせたいんだ」と、

真剣に夢を語ってくれた日のことを思い出します。

 

 

彼は47年という人生を駆け抜け、最後に

「やりたいことは次々と出てきてきりがないけれど…、

うん。やり残したことはない」

という言葉をのこしていきました。

 

 

仕事を通して、

掲げた「」に一歩でも近づけるように精一杯生き、

多くのに触れ、

余暇には海で喜びを感じ、

最後の瞬間まで、

自分を高めることを諦めずに学び続けていました。

 

彼の人生のうち、特に晩年は、

まさに、Well-being Academiaでお伝えしている

4つのLの統合だったと思っています。

 

決して長いとはいえない人生かもしれませんが、

「やり残したことはない」と最後に言えた彼は、

きっと、幸せな人生を生きることができたのではないかと私はおもっています。

 

また、彼が、彼らしく生き抜くことができたのは、

彼を支え、共に走り、いつも温かいエールを送ってくださった

友人や仲間といった皆さまのおかげだとおもっています。

 

 

最後に、彼の言葉で締めくくらせていただきます。

 

「僕たちは生まれただけで幸せものだ。誰かのために命をかけないでどうする。

片時も忘れないで欲しい。

「どんなにあがこうと、どんなに苦しんでいる気分に浸ろうと、

僕たちは圧倒的に恵まれている存在であることを。」

 

杉村太郎の言葉を、心の片隅に置いて頂けましたら幸いです。

 

杉村貴子 拝