『ナイフのような人だから』from シティーハンター | 仕事とマンガと心理学

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心理カウンセラーが語るマンガと小説についてのブログです。
心理学でマンガをみるとオモシロいので、それを伝えたくて
ぐだぐだお送りしますので、楽しんでくださいね!

こんにちは、プロフェッショナル心理カウンセラーの織田です。

冴子さん再び♪

 

美人で頭脳明晰な冴子さんですが

この人の謎は

ナイフなのだった。

 

あの体術、どこで身につけたんでしょう?

絶対、警察じゃないよね。

 

前にも書きましたが

私はマンガや小説を読んでいて

妙に気になる箇所があって

シティーハンターでいえば

お金がないっていう割には

おそらく結構高いんじゃないかと思われる

銃をバンバン撃って、弾を使っている・・・

あれは、一発あたりいくらなんだろうとか

依頼料は見合うのかとか

そういうことが気になっちゃう。

 

加えて、自分があまり器用じゃなくて

セラピーとかできるようになったのも

人の倍ぐらい時間かけて練習したからで

だから、すごい体術を見せるキャラなんかは

「すごーい、練習したんだあ」と

感心してしまうのであった。・・・

 

で。

冴子さんはどこであのナイフを

練習したんだろう?

どうやって上達したんだろう?

教えてくれる先生とかいたのかしらん。

 

そもそも、なぜ、ナイフなのか?

 

冴子さんってナイフ使いとはいえ

ナイフ投げてますよね。

(これも、後で拾うんだろうかという

 どうでもいいことが気になってしまう)

「飛び道具」っていうなら

銃でいいはずなんだけれどね。

 

ナイフっていうと

象徴でいえば、力とか男根とかかな。

そこから考えて、権力とか支配とかかしらん。

警察という非常に「権威と力」を持った組織に

いる人だしねえ。

 

あるいは、「切り裂く」あたりに意味を求めてもいいのかな。

 

考えてみれば

この人自身が誰かと深くかかわるエピソードって

あまりない。

冴羽さんとは一定の距離を置いてるし

人をうまく利用する人っていうのは

親密な関係性を結ばないものだし

 

あとね、この方、友達って

冴羽さんぐらいじゃないのかな。

ひどく孤独なイメージがある。

家族とも一線引いてる感じが

あるしねえ。

 

交わらないナイフ。

冷たくて、硬くて

優美な線を描きすべてを切り裂くことでしか

他のモノとはかかわれない。

 

だから、さやになれる人じゃないと

彼女の傍にはいられないのかもしれませんね。

 

で、

疑問は元に戻るんですが

彼女はどうやってあのすごいナイフの技を

身につけたんでしょうね?