『ご飯が美味しそうなマンガといえば』from おいしい男の作り方 | 仕事とマンガと心理学

仕事とマンガと心理学

心理カウンセラーが語るマンガと小説についてのブログです。
心理学でマンガをみるとオモシロいので、それを伝えたくて
ぐだぐだお送りしますので、楽しんでくださいね!

こんにちは、プロフェッショナル心理カウンセラーの織田です。

 

ちょっと少女漫画でいってみましょう。

 

 

一条ゆかりさんのマンガは

大体ご飯がおいしそうなんです。

きっと、一条さんが食いしん坊なんだと思います。

いわゆるグルメっぽいご飯なので

見ながらつくるわけにはいかないんですが

 

その中でも

このマンガが一番おいしそうで

料理が上手っていいなーと思いながら

読んでるのです。

 

例えば、村上春樹のエッセイに

スパゲティのゆで方がのっていて

これ読みながらスパゲティ茹でると

うん、上手にゆでれる。

 

一番「家で作れるご飯」でいえば

向田邦子さんのエッセイで

この人のエッセイに習った料理は

いくつかあって

うん、これもおいしい。

 

後は、そうそう、伊丹十三さんのエッセイでも

美味しそうな感じのがあって

これも読みながら作ったなあ。

 

思えば、読みながら作ったのは

どれもこれも小説で

マンガはおいしそーって

思うだけ。

 

読んでておなかがすいて

何か食べたくなるなら

坂田靖子さん。

そうだ、この人のマンガの中で

お餅を食べるのに

何をつけるか色々注文が出ていて

あれらはおいしそうでいくつか真似した。

 

このマンガの主人公は家事全般が得意な

男のコ。

彼が、気の強い女性に振り回されるコメディで

一条さんの定番といえば定番な設定で

安心して読めるマンガの一つです。

 

ないよねえ、これはなんでも、という設定を

リアルに創るのが上手なのが

作家さんたちですが

一条さんもその一人ですね。

 

このマンガが好きなのは

全体的に少女漫画の定番なんだけれど

あまりあまあましていなくて

洗濯も掃除もご飯もちゃんとしている男のコが

振り回されているのに健全で

健全ゆえに振り回され続けるという(笑)

一条さん定番の決定版みたいなところかな。

 

それなりのドラマを安心して味わえるっていうのは

なかなかいいマンガじゃないと

出来ない事なんですけれど

これは筋もオチもなかなかよろしい感じなので

間違いないところを読みたい方には

ぜひどうぞ。

 

そして、何か食べたくなると思うので

美味しいものを一口

マンガのお供にしておくと

いいかもしれませんよ。