最強の油 | ホールフードブログ

最強の油

立春すぎても、雪が舞う東京です。
私は、週一回、お世話になってる方にまとめて、料理を作ってお届けしております。
そこで、揚げ物をすると、本当に、質の違いや劣化具合、動物性と植物性食材の違いを感じます。
いや、それ以上に、『鍋力』が、これほど油の劣化の要因になるのかを痛烈に感じています。
その揚げ物『鍋力』を存分に発揮してくれるのが、サラダマスター社のウオック鍋。この鍋は、鍋のメルセデスと呼ばれる程、高価ではあるが、その機能性は、まさに鍋のベンツ。美しさもポルシェカレラの後ろ姿。
鍋には5センチも油はいれず、ひたすら、野菜のかき揚げを20.30と揚げる。ところが油の劣化がほとんどないのには、恐れ入ります。
なぜ?それは、揚げ物は、高温調理であり、金属の化学反応が大きいのだと思う。
高温調理で生まれるのが、最終糖化産物AGE。
揚げ物は、AGEが、増えた事を一番体感できます。
やはり、油選びは、美容と健康の鍵を握る食材であると思います。
タカコナカムラホールフードスクールでは、油の選び方、使い方は、とても、気をつけて、耳にタコ🐙ができるほど、『コールドスタート』を言い続けてきました。冷たい鍋に油を入れてから着火!
油を使うと料理は美味しくなりますが、使い方を間違えるといっきに酸化してしまいますね。それゆえ、
ベースのオイルはオメガ3を多く含むグリーンナッツオイルとしてきました。
スーパーフードの台頭で、オイルもココナッツやヘンプ、荏胡麻など、さらに機能性重視の美容系オイルが人気となりました。
特に、動物性食品をあまり取らない私のような人は、貧血。栄養失調など、 バランスを崩したら、なかなか元に戻らないことも、加齢とともに増えてきた。例えば、昨年秋の
ちょっとした鼻の頭の傷が2ヶ月たっても、消えない。
そんな人には、サプリメントオイルと言われる『ヘンプ』がオススメ。私は、ヘンプを使うと、なんだか豚肉の味がするし、焼肉食べたようなギラギラ感があります。うーむ、ヘンプオイル、いいなあーー。でも、加熱には、いまひとつ向いてないそうで。
ヘンプとグリーンナッツオイルをはしごしていたら、ついに、私の願いが伝わった?まさかの、ヘンプとグリーンナッツのゴールデンコンビによるブレンドオイルが発売されました。その名は、『チャスキオイル』
加熱からスムージーのトッピングまでオールマイティー。
油を制するものは加齢を制する!なんて。
揚げ物に話を戻すとです、動物性食品を揚げると、油はすぐ劣化、これは、人間の身体の中を覗いているようだ。高温という負荷は、動物性を変性させているのではないかと。
もちろん、私は動物性食品もとても、大切で、なんでも食べて、バランスだと思ういうスタンス。
油はコールドプレスで圧搾したもの、原材料がはっきりしているものが、基本中の基本。
日本人の、不健康のもとは、肉をたくさん食べるようになったからではなく、粗悪な植物油の摂取が戦後、爆発的に、増えたことが要因と言われております。
サラダ油のサラサラして、食材との絡みの悪い油は量を使わせたいからなのです。
ドレッシングだって、『トスサラダ』という手法で、
水気をよく切ったグリーンリーフに少量のオイルを絡めて、塩、胡椒だけで、美味しい。
サラダ油ベースのドレッシングは、つい量を使ってしまいませんか?
よい油を少量がよいのです。
今年は、もう少し、真面目なブログにしていこうと。
せっかく。沢山の方にお読み頂いているならば、役に立つ正しいホールフード情報を発信していきたいと思います。