著名人がカミングアウトしたり
テレビ番組やSNSで広まりつつあるHSP
この言葉を聞くことが増えました
最初はまったく他人事だったのに
「もしかしたら私も?」と思いだし
最近、HSPだと自覚した私
正しい知識が学びたくて
HSP/HSCプロデューサー 皆川公美子さんが主催されるHSPメッセンジャー養成講座を受講しました
その学び・気づきの忘備録です
HSPとは??
HSP (エイチ・エス・ピー)は
病気ではなく、持ってうまれた性質で
ものすごーく深く考え
感受性豊かで人の氣持ちも感じやすく
ささいな違いにもよく気づく そんな人たち
1996年にこのHSP理論を発表したアーロン博士よると
5人に1人がHSPで男女の割合は同じ
この敏感さは遺伝で、血液型のように神経系の違い
アーロン博士はHSPを次の4つの特性全てがあてはまる人としています
《4つの特性 DOES 》
Depth of Processing
・深く処理する
Overstimulation
・過剰に刺激を受けやすい
Emotional Reactivity / Empathy
・感情反応が強く、共感力が高い
Sensing the Subtle
・ささいな刺激を察知する
最後の項目、「ささいな刺激を察知」は
例えば、忘年会とか宴会で
お店でお箸の数が足りないと気づき
店員さんが忙しそうなことにも気づき
声をかけるタイミングをはかるような人
この例えを聞いて、ブンブンうなづいちゃいました
なんとなく、気づいちゃうんです
どうやら、これ、HSPあるある みたい(笑)
あと、個人的に大事!!と思ったのが
性格の50%は生まれつきで、残りの半分は経験や環境などの育ちによって形成される(中略)
子どもが”生まれつき”怖がり、内気、臆病、ネガティブ、人見知りであるというデータはありません(中略)
このような反応や性格がある場合、
それは、もっとも基本的な「敏感さ」という気質によって
後から生じた脆弱さだと考えたほうがいいでしょう
出典 本42,43P
つまり
HSP ≠ 弱い、生きづらい
ここ、誤解されやすい気がする
というか、私も誤解してました(汗)
「敏感さん」「繊細さん」という名前から
「HSPは弱い人」というイメージで、自分がHSPだと思わなかったんです
皆川さん考案のHSPの3タイプ
アーロン博士の4つの特性DOESとは別に
本講座主催者で、HSPさんの相談を受けてきた皆川さんが
「何に対して敏感性が強いか?」という視点から3タイプに分類されてます
左:①感覚器(五感+第六感)の敏感性が強いタイプ
感覚が敏感で学校・社会において不便・不快を感じるタイプ
中:②共感性が強いタイプ
人の気持ちがわかりすぎて学校や社会で生きづらいタイプ
右:③洞察性が強いタイプ
洞察力がありすぎて小さい時から学校や社会でアウェイ感・疎外感を感じるタイプ
出典:皆川さんのブログ
HSPといってもいろいろ
①②③の割合も個人差があるそうです
私は③洞察性が強いタイプ
そう言われてみれば
「どうして生きるのか?」とかも考えてました
そういう質問をすると変な目で見られるから、人に話さなくなりましたけどね
「私は周りの人と違う」
って密かに疎外感を感じてました
アメリカでは周りと違って当たり前
ものすごーく納得でした
HSPはツール
自分がHSPかどうか気になる人はHSP研究者のセルフテストで自己判断できます
アーロン博士のセルフテスト(日本語)
とはいえ、自己診断ってちょっとグレー
神経系の特徴なら、頭に何かつけて
ピピっと判断できるとスッキリするのに!
すぐ白黒はっきりさせたくなる私、
皆川先生の言葉にハッとさせられました
HSPかどうかより
知ることで楽になるツールとなればいい
確かに、そうですよね
例えば、HSPの人のお悩みの例えをあげると
□グルグル思考がとまらない
「考えすぎ」「心配性」と言われる
□音や香りなどの刺激に敏感すぎる
□疲れやすい
□心の境界線がもろい
□他人の影響を受けやすい
□自責や自己否定が強い
□疎外感を感じやすい
などなど
これらのお悩み、精神論で解決するものじゃありません!!
これらのお悩みのもとでもあるHSPの敏感さ、うまくつきあえば才能に変わります
わたしはこれらのお悩みに対してずっと心のアプローチを学んできたけれど
心からのアプローチ以外に
身体からのアプローチの研究もあるらしい!!
もう興味津々(笑)
この身体からのアプローチ、
私も学ぶことにしました!
1900年代から心理学が発達し
1990年代はHSP理論の発表やミラーニューロンの発見など神経系の研究が進歩しての今
人間の未知の部分がどんどん解明されていく
いやー、いい時代! ワクワクします!!
そしてわたし自身もあてはまるHSS型HSPについてはこちらの記事に続きます↓↓↓