私は闇の世界側のひとだと思っていた


なぜ?そう思ったのか?

全く分からない…


妹が出来た時?

同じ歳の従姉妹に『私のお兄ちゃん(従兄弟のお兄ちゃん)を取らないでよ!』と言われた時?

15歳のクリスマス友達に『ケバい!』と茶化された時?

カラダの快楽を知った時?




闇の世界は煌びやかな世界

まるで、夜の街のような

活気があり

ひとも楽しそう

快楽・誘惑・刺激・お金・権力などなど

魅力的で魅惑的なもの・こと・ひと

甘美の世界

これこそがパラダイス


まるで、ディスコやクラブみたいな

(マハラジャやジュリアナのような笑い泣き笑い泣き

ネオンでギラつく世界

観音開きのドア

薄暗い室内

そのドアの先には

黒服のお兄さん

コートなどを預けて

派手派手のワンピース

ドアを開けば耳に入るのはアゲアゲの音楽

盛り上げるDJの声

自分の興奮が手に取るように分かる


文章力がない笑い泣き笑い泣き


私は田舎育ちもあり

夜の街の雰囲気が大好きだ…


光の世界とは

大自然の中で見る・聴く・感じる

月明かりや星の輝き

虫や鳥や動物たちの声

木々や草花の揺れる音

川のせせらぎ

海の波の音

風の音

灯台の灯り

焚き火

私は無伴奏チェロ組曲が聴きたくなる


闇の世界のような華やかさは

光の世界にはない

光の世界はありのままの美しさ

あまりにも当たり前過ぎて

退屈に思うかもしれない…


闇の世界のひと

闇の世界側のひと(闇の世界に憧れてるひと)


光の世界のひと


ツインレイって

元々は光の世界のひとであって

出会った頃(闇の世界で出会う)には

まだお互いに何者かに

気付いていなくて

でも、ランナーにはランナーだけには

チェイサーが誰なのかは分かるように

なってて

ランナーがチェイサーに恋をする

『この人が自分の光となる人』

ランナーは無意識かもしれないけど

ランナーだけは先に気付く


それに引き換え

恐ろしいほどの鈍感さのチェイサー

チェイサーの重いエネルギーによって

サイレントが起こってしまう…


統合にはチェイサーの覚醒が必須

なぜか?

チェイサーを失ったランナーは

闇の世界の奥の奥へと進んでしまったから…

ランナーが生きていられるのは

チェイサーがいるからかもしれない


チェイサーは自力で

自分の光を放つ

『私はここに居る』って

ランナーが見つけ易いように


チェイサーが自力で

光を放つようにならない限り

ランナーは動かない

いや、動けないんだ


チェイサーが自力で

光を放つようになった時

ランナーは動き始める


チェイサーを目指して

一直線に

ただ、ただ、チェイサーを目指して


闇の世界で染まり切った

ボロボロのランナー

快楽・刺激・誘惑に染まり切ったカラダを

削ぎ落とすように

その時のランナーは今までにない

男らしさに満ち

闇の世界の欲望の女神の甘美の誘惑にも

びくともしない


ただ、ただ、チェイサーを目指して

チェイサーの放つ光だけを見て


ランナーはボロボロに傷付いた戦士

チェイサーはただ『おかえり』と笑顔で

向かい入れる


これがツインの統合物語かな…