50年来の付き合いの恩師


小さい時は

とてもとてもおっかなかった人…

間違いを直さずに弾くと叱られ

間違えを続くと深いため息をつく

1曲弾き終わるまで

先生の手で固定され

私の手の甲は先生の指の跡がつく始末


先生は怖いけれど

子供の足で片道1時間歩き

1時間のレッスンを受け

毎週歩いて通っていました


ピアノ講師を続けていく中で

恩師の指導の凄さに気がついた


根室に帰省する度に

遊びに行きます


そして、たわいも無い話をしたり

健康の秘訣も聞き

レッスンの話もしたり

ゲラゲラ笑いながら話します


今回は北方領土の語り部資料を

新しく作成しているので

先生に見ていただくために持参


なんて言うかな?とドキドキ

不安をよそに見ていると

『よく頑張ったね!素敵な絵だわ!』と

ピアノや声楽で褒められたことはないのに

めちゃくちゃ褒めてくださった


そして、先生からのリクエスト!

『動物を増やしなさい

ここの字はもっと大きく!説明文が足りない』


相変わらず厳しい姿勢は変わらないのが

とても嬉しい


『これは、未完成でサンプルなので、できたら送りますね』と話しましたが


先生の目は絵地図に釘付け…

『これ、もらってもいいの?』と何度も

聞くので…お渡しして来ました。


今回の資料は蘂取郡を鳥瞰図で描いてみました


描くことに慣れたせいか

小さい部分なので

2時間で書き上げられる様になりました


ちゃんと仕上げて

恩師に送らなくては…

この歳になっても恩師からの宿題です