今年、4月に入り


択捉島元島民の叔父が亡くなりました


92歳


唯一生きていた母のお兄さんです


コロナが始まってから施設に入ってしまったので1度も会えていませんでした


この連休を利用して

家族で従兄弟の家に行き

やっと手を合わせることができました


戦後、島の人たちはロシア人によって

択捉島を強制退去させられています

その後、叔父は1度しか

故郷の択捉島蘂取村には帰ることが出来ていません


行けなくとも

千島歯舞諸島居住者連盟の会費を毎年払い続け

会員を続けていました



その10日後


又、母の幼馴染の元島民の方が亡くなったと

言う知らせを聞きます

90歳を超えていました



コロナが始まってから

島へお墓参りも行けない為

元島民の方々にはなかなか会えません


村の事を纏めたいと3年前から集め始めた資料

急がなくてはと焦ります💦



『もう一度島に行きたいなぁ』

叔父の声が

耳の奥で蘇ります



出典・北海道大学

安政4年頃 (1857頃) 仙台藩の警備に加わった画家の作品と思われます



自由訪問の時に撮影した

択捉島蘂取村の風景


トッカリモエの

岩が1つになっています