先日


見知らぬ人からのメールを受け取りました


差出人は

幼馴染の弟さん



内容は…?

よく分からず何度も目を通し


幼馴染が亡くなった事をやっと理解しました



数ヶ月前にメールでやりとりしていたのに…


とうとう遊びに行く約束

果たせなかった…


色々詳細を教える内容を

ゆっくり何度も読み返しました


病気の経過や彼女の考えを知ります


自分ならどうする?と思ったり

家族はどうしていたのかと…



弟姉で1ヶ月半グループLINEでやり取りし

覚悟を決めていたから

『私達は大丈夫』と言う文書


海外に住んでいる子供も帰国し

最後の時間を一緒に過ごしたそうです


いつも周りを気遣い

とても優しく

意地悪いことも

人が嫌がることも決して言わない

常に心が広く憧れる人



そう言えば

小学校低学年の時の学芸会(学習発表会)

彼女はお花

私は蝶々の役


蝶がお花を飛び交っていると


彼女からとても良い香りがしました


お花なので

お母さんが頭に香水を振りかけていたんです

蝶々の役の子は皆んな

『良い香り〜🎵』と思ったに違いありません



幼い頃一緒に出たピアノ発表会では

歌がとびきり上手かった!

透明感のある声に『すご〜い』と思った小学2年


大人になりカラオケで聞く美声は変わりません


そして、頭も良くとても美人


芯が強くブレない考えの彼女は


病院に運ばれてからも

治療を拒み

ホスピスで緩和ケアを

受けたそうです


お別れのミサが終わり


今日は火葬の日


来年には散骨

お墓は無いそうです


弟さんが

送ってくれた写真は

子供さんと過ごしている

病室での写真


笑顔は小さい頃と変わらない

家族に支えられて最後を迎えた

彼女は幸せだったと思うのです


もう話せない、会えないんだ…と思うと

とても寂しい


この2年間で沢山の友人が病気で亡くなりました

私もそんな歳になったのだと改めて実感します





今日は幼い時の写真を引っ張り出し

彼女を偲ぼう


そして行ける時が来たら

必ず行こう!!


根室は小さい町で

田舎だけど

心優しい友人が沢山います



改めてそう思う日でした