『今年は島に行けないね…』


自粛が始まり

今年はご先祖様が眠る北方領土の
択捉島に行けない


母の幼馴染のおばさま達にもなかなか会えない

毎年楽しみにしていた再会は

コロナの渦の中

択捉島蘂取村の

おじさまやおばさま達が気になり
手紙を書いたり、電話で話したりしました

島に行く時のために、体力つけるために歩いたり、山に毎日登ったりしています
みんな元気そう

でも、やはり『今年は島に行けない』の
言葉

そして

『来年は生きているかな?』

皆んな80歳を過ぎてしまっています


来年、行きましょう!!と電話を切りますが

何も出来ない自分に
不甲斐なさを感じてとても悲しくなります



一人のおばさまから素敵な絵本が
送られてきました



作家佐々木譲さんの
おばさまからのプレゼントです


中を読むと

大人のための絵本のよう

どこか、戦後島を追われた

元島民の事を思い出すような…


重ねて読んでしまいました