昨日
子どもたちの入学準備にあたり
仕事のお昼休みに
とある金融機関まで行って来た。
自分の用事を済ませ
自転車に乗り 金融機関を後にしようとしたとき
私の視界に
金融機関を訪れた
シルバーカートを押した一人のお年寄りの姿が目に入った。
それ程長い時間ではないのだが…
そのおばあちゃんの行動を何気なく見ていた私。
この金融機関に入りたいのだが…
正面入り口の段差を上手く上がれないのだ。
それは、シルバーカートを押しつつ
手動ドアを開けつつ
その段差を上がらなくてはならないからだ。
カートを持ち上げるのも一苦労そうで
数回Tryするおばあちゃん。
先を急いでいた私は 時間もあまりなかったのだが…
直ぐさま 自転車を止め
そのおばあちゃんのところへ歩み寄り
ドアを押さえ シルバーカートを押し
段差を上がって頂いた。
慣れている場所に来ているという雰囲気ではあったが…
毎回 この段差に悪戦苦闘している様子。
段差あり 手動ドアー
私の様な健常者にとってはなんて事のない光景だが
カートを頼りに歩行する様なお年寄りにとっては 結構 厳しい 入り口ですね。
この金融機関もいまどきの建築ではなく
いわゆる昭和の時代からあるような建物です。
せめて、入り口だけでも
バリアフリーになる日を願ってしまいました。
でも、そのおばあちゃん
私にとても素敵な笑顔でお礼をおっしゃってくださいました。
こうして、優しい笑顔でお礼を言われると
何だか とても心が温かくなった。
手を差し伸べた私の方が気分がよくなってしまった。
おばあちゃん、有難う。![]()