子供 | 四男&四女 8人の子だくさんママです!

四男&四女 8人の子だくさんママです!

何事にもチャレンジし続ける8人のママ。現在は芸能・セミナー講師・音楽関係の活動もしています。
2013年4月 わが家に8人目の新しい命が誕生し、わが家は10人家族になりました!

昨日も一日ハードでございました。



昨日は一ツ橋ホールというところで

イベントがありました。


私は、そのイベントには、

オープニングの大江戸ダンスで参加しました。




大勢のお客様を前に、

子供達もいつものように元気よく

頑張って踊れたと思います。




そして、そのイベントの一環に

黒柳徹子さんの講演がありました。




彼女の講演の内容は、

数多くの発展途上国を訪問していらっしゃるということで、

その様々な国で体験されたことが主でした。




日本は本当に恵まれた環境であると。

勿論今の政治問題とか経済に対する不平不満はあっても

家の中に水道がついていて、蛇口をひねれば

衛生的なお水が出てくる。

世界人口の90%の人が

衛生なお水を飲むことが出来ないという。


発展途上国の暮らしに比べたら、

我々日本人は豊かな暮らしである事に間違いはないと。




そんな講演の中

私の心に響いた事は、



発展途上国では、多くの幼い尊い命が奪われていく。

その光景の中で、



大人は死を直面した時に

その時の様々な思いを口にするそうです。

例えば、痛みに絶えられない叫びであったり、

恐怖からくる叫びなど。




しかし、子供が死を迎えるときは

何も叫ばず、

黙って息を引き取るのだそうです。



それは、どんな環境であろうとも、

自分を育て守ってくれた大人たちに対する絶対的な信頼からくる結果だという。


だから、親に見守られながら、

何も言うことなく、安らかに息を引き取る。



破傷風などの感染症に侵された

多くの子供達を収容している施設では、

毎日のように子供が命を落とす。



その収容所で大きな声を発するのは、

死を迎える子供ではなく、

子を失った親たちの嘆き悲しむ声だけだという。




胸を打たれた。

子供というのは、自分を守ってくれた親たちに見守られている事が

絶対的な安心感なのだ。



例え、それが死という

人生の中での究極の恐怖との局面であったとしても…





子供とは、そういうものなのだと…。





私はこの話を聞いて、

思わず、顔を覆ってしまった。






1時間以上の講演だったが、

それ以外の事も

とても勉強になった。



黒柳徹子さんは

こういう話を聞いて、

今すぐ皆さんに

ボランティアを実行して欲しいとか、

資金的援助をして欲しいという事ではないと言う。


まずは、こういう現実に関心を持つことが大事なのだと。



だから、私は帰宅してから、

今回参加出来なかった長女以外の子供達にも

今日の黒柳徹子さんの話をした。





色々と考えさせられる講演だった。

聞く事が出来てよかった。