10年前に失った宝物 続き | 四男&四女 8人の子だくさんママです!

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何事にもチャレンジし続ける8人のママ。現在は芸能・セミナー講師・音楽関係の活動もしています。
2013年4月 わが家に8人目の新しい命が誕生し、わが家は10人家族になりました!

<お断り>

前回と今回の記事は、

私の主観がかなり入っております。

ご意見が合いそうもない場合はスルーでお願いします。





1998年4月17日に天国へ行った小さな命。







妊娠早期の流産は、

自然淘汰であり、誰のせいでもない。



理屈では分かっていたけど、

なかなか立ち直れない自分がいた。




その時に、

ある友人から、

その後どうかと聞かれた。


浮かない返事をする私に対して

その友人は


「あまりお母さんが泣いてばかりいると、

赤ちゃんが、心配で成仏出来ないよっ。」って言ってくれました。


そうだよね。

本当にそうだと思いました。

いつまでも涙ばかりではいけないよなっ。




私は、幸いに、この悲しい出来事の時には、

既に可愛い笑顔が二つもあり、

その二つの笑顔に救われていたのだ。







天国へ行った赤ちゃんの出産予定日は

12月7日だった。




そして、その後内容物が取りきれていないと言われ、

痛い思いで、2度ほど、

内容物除去術を受けたっけなっ。


卵巣の問題も抱えていたので、

その後数回検診に行った。



そして、

5月下旬には、

術後の定期検診に行ったつもりが、

わが家の4人目の懐妊を医師から告げらる事になった。



正直ビックリした。

まさかっ…?



その子の出産予定日は

1月25日

だった。



この4人目(3人目)の妊娠初期もやはり出血があった。

めちゃくちゃ不安だった。

また…。

と思うと怖くて仕方がなかった。



でも、ふと気が付いたんです。

この子は、あの天国へ行った赤ちゃんがきっと守ってくれる。

だから、絶対大丈夫だって。

何があっても、乗り越えられる気がした。



その思いに応えてくれ、


予定日より6日早く、

1999年1月19日

無事 次男が誕生した。



失った尊い命を私は決して忘れる事はない。

この命があったから、

今こうして、次男以降5人の大切な命が生まれた。

あの子の死は決して無意味な事ではなかった。



私はそう信じている。


今でも、4月17日になると

そっと手を合わせて、

今の自分の幸せを噛みしめ

「私をお母さんに選んでくれて、ありがとう。」とつぶやく。



今でも、お彼岸は、この子のお参りを欠かさない。

でも、今年は忙しくて行けていなかった。


来週あたり、時間があったら出かけてみよう。


あの子を供養している地へ…




語弊があるかも知れないが、

もし、もし天国へ行った赤ちゃんがこの世に生を受けていたら、

今の次男坊には出会えなかった。

失った命の重さははかり知れない。

でも、その命があったからこそ私は沢山の素晴らしい命を授かった。



あの時から、私は母として、更に強くなったのだと思う。




人間は、辛い事をたくさんたくさん乗り越えて

強くなっていくのだと思う。



私の7人のかわいい子供達も

やがて大人になり、

様々な壁にぶちあたるんだろうな。


でも、乗り越えていって欲しい。

真っ直ぐに、真っ直ぐにネッ。




あのわが家の3人目ちゃんが自分の命をかけて、

与えてくれた素晴らしい命だから…。




もうあれから10年という月日が流れたのですね。

早いなぁ~。





さっ、明日もまた、お昼ご飯食べれそうにもないゾッ。

そろそろ寝るべ。



明日4月1日からは、

未就学児3人が揃って同じ保育園登園となります。(*^^)v


おやすみなさい。