夏目漱石『夢十夜』 * 漱石山房記念館 | 幸せ語り ~中里貴子の朗読日記~

幸せ語り ~中里貴子の朗読日記~

朗読家で、元群馬テレビアナウンサーの中里貴子の朗読公演や、日々の徒然を連ねていきます

いつもご覧いただきありがとうございます。



昨日は、曙橋にある

男女参画推進センターへ行って参りました‼️


都営新宿線、曙橋なんて、久しぶり?

初めてかもしれませんビックリマーク




新宿区でボランティア活動をなさっている

『ぐるーぷ・カナリヤ』の皆さんドキドキ

ご縁があって、

朗読のご指導に伺いました。

グループ名の、

ひらがなとカタカナの組み合わせが、

可愛いですねラブラブ



2月10日(土)

漱石山房記念館で朗読&落語の会に

出演なさって『夢十夜』を

読まれるそうです。







「夢十夜」は、

「こんな夢を見た」で始まる

夏目漱石の傑作短編。


読めば読むほどイメージが膨らみ

難しいけれど、

面白い演出が湧いてきます。




『第一夜』

女のセリフの言い方…

女は男の前に横たわっている、そして〜

まもなく死ぬ、と言っている…

自分の死んだ後、

百年墓のそばで待っていて欲しい、

と言う。 

イメージと、待っていて欲しい!

という切実な気持ちが大切。





『第二夜』

これは、漱石が円覚寺で坐禅を組んだときの経験が下敷きになっている…

侍だという自分が無を悟れるか⁉️

悟ろうとする焦り、怒りが、

ハタから見てると、時々おかしく…

でも、最後はちょっと切なく…

緊張感のある場面は盛り上げて。




『第十夜』

「たからあんまり女を見るのは良くないよ」のオチへ向けて、

猪突猛進ならぬ、豚突猛進ダッシュ

可笑しな話を表現するには、

体力、声量が必要です。



読み手の方々と一緒に作り上げていく作業は、私にとっても勉強になり、

読み方が変わっていくのを聞くと、

本当に嬉しいですグッ



有意義なひとときハートのバルーン

ありがとうございました気づき





そして、午後は「ボヌール朗読教室」

高田馬場へ移動して、

ランチは「ちゃんぽん」


テレビでちゃんぽんを見て、

無性に食べたくなりました。

長崎飯店さんスター

本場の味です〜