埼玉県入間郡の毛呂山町、㈱かにや(埼玉県狭山市)、女子栄養大学の3者協同で、毛呂山町特産の「桂木(かつらき)ゆず」を使用した焼き菓子「桂木の真珠(かつらきのしんじゅ)」を開発しました。私の研究室で、商品企画と試作をお手伝いしました。

 

上写真:桂木の真珠(11/20月 発売)

価格 1個 200円(税込) 各種ギフト包装可

株式会社かにや全店の店頭にて発売予定です。

 

■商品概要■

ゆず皮の甘煮と白小豆あんをサンドした焼き菓子を、ホワイトチョコレートでコーティングしました。パッケージとネーミングは、ゆずの白い花と丸い真珠のようなつぼみをイメージして、可愛らしい仕上がりを目指しました!

 

系統選別や剪定などこだわりのある生産者さんから、実が完熟したタイミングで柚子を仕入れ、間をおかずに加工することで「桂木ゆず」が持つ高い香りをお菓子に閉じ込めました。香料などは一切使用せず桂木ゆず本来の味わいを引き出しています。柚子の花が持つ可憐なイメージに合った味わい・食感にまとめ、和・洋両方の素材を使い安心感と新しさが同居する味わいです。

 

本日はこのお菓子について、川越市役所の新聞記者会、埼玉県庁の広聴広報課で公開させていただきました。

 

この取り組みは、桂木ゆずのブランド化、生産量拡大への取り組み、加工品の開発による販路拡大が目的です。詳細はニュースリリースもご覧いただけますと幸いです。

 

昨年の夏から毛呂山町との協同を開始しておりました。ゆず農家さんの生産現場でも勉強させていただきました。

 

「桂木ゆず」は、果汁が糖及び有機酸を多く含み、味が濃いと推察されます。果肉や皮の比率が高いことや食品機能成分並びに香気成分が豊富に含まれ、「甘い香」と「スパイシーな香」が特徴となる成分が豊富に含まれている素晴らしい素材です。近年では農業者の高齢化等の影響によりゆず生産農家数が減っており、桂木ゆず存続が危機的状況にあるということで、少しでもお手伝いができたらと考えております。

 

記者さんたちにもご好評いただきました! 原材料量が限られているので、11/20より数量限定での発売となります。みなさまどうぞよろしくお願いいたします!

 

【問合せ先】
●本事業についての問合せ先
毛呂山町 産業振興課 商工観光係
埼玉県入間郡毛呂山町中央2-1
049-295-2112(内線213)
担当:中里、田島、岩上

※11/19(日)開催の毛呂山町産業まつりにおいて、ステージでの新商品発表会並びに、会場内ブースにて展示PR及び販売も行います。
 

●商品についての問合せ先
株式会社かにや
埼玉県狭山市柏原337-13
04-2954-7111(代)
担当:水村

●女子栄養大学との産学官連携に関する問い合わせ先
学校法人 香川栄養学園 女子栄養大学
学園広報課 03-3915-3668
担当:小川、箱山