自分を表現することは、
大切だとずっと思ってきた。
ライター稼業をしてきて、
表現して何ぼ。
ただ、それは、時に、
私を離れて独り歩きすることもあった。
リアルを書いているのに、
フィクションになってしまう。
書けば、書いたことが独り歩きしだす。
言葉にはマジック性が潜んでいて、
それに魅力を感じている人も多いかもしれない。
だけど、私は、人生を折り返したあたりから、
そのことが、だんだんに嫌になってしまった。
言葉には、人を方向付ける、
人をコントロールする力がある。
そんな力を誇示する人、
そんな力に翻弄される人…。
そんな中で、
私はそれを手放そうと思った。
リアルを彩る、
リアルを強調する、
そんなことに興味を失った。
リアルは自然。
ただ、そこにあればいい。
そう思うと、なかなかブログに向かえない。
まあ、それもよし。
それもプロセス。
ただ、少しお知らせがあったりするので、
夕方には、ちょっとスケジュールや
告知記事を書きたいと思っています。
今日は、朝から時間ってなんだろうなあなんてことを、
雨音を聞きながら、
ぼんやり考えている。