さとうのぶこさんという人 | 地球のお母さんになりたい

地球のお母さんになりたい

地球に生まれ、地球に育まれ、地球に与えられ、いまここにいる私。いっぱい包んでもらったから、私は地球のおかあさんになりたい。
みんなのお母さんになりたい。




さとうのぶこさんさんから、お仕事の依頼をいただき、
昨夜、インタビューさせていただきました。

温かいお人柄は、
以前からよく知ってはいたのですが、
お話をしたあと、
私にあるイメージがやってきました。

これは、私からのぶこさんへのラブレターです!


※            ※             ※
 

さとうのぶこさんという人

 

クリスタルボウルがご縁で出会ったさとうのぶこさん。

 

のぶこさんは、シャスタデイジーのような人です。

 

精妙なエネルギーで包まれたシャスタ山に、

一年中残る万年雪。

この花は、その雪のように白いから、

シャスタデイジーと名付けられたといわれています。

 

大好きなシャスタの名前を持つ、愛おしい花です。

花弁の純白さと、太陽のような花芯の黄色が

目に飛び込んできます。

 

この花の花言葉を調べたら、「万事忍耐」「すべてを耐え忍ぶ」。

 

「万事忍耐」。

 

この言葉を読んで、クリスタルボウルの演奏前に、

みんなに語ってくれた、のぶこさんの中越地震の体験を

思い出しました。

甚大な被害を新潟にもたらした地震。余震もかなり続いたとか。

 

その状況の中を、

笑顔で近隣を励まし、そして、元気づけたのぶこさんの姿が

映像のように目の前を流れた気がしました。

 

雪解けの大地で、春を告げる花として、

シャスタデイジーは、まっすぐと立っています。

ただ、すくっと立って、顔をあげている。

太陽を見つめ続けています。

光を追い続けています。

 

決して俯かない花なのです。

それは、たとえ、涙をこぼしながらでも笑っていた、

のぶこさんそのもの。

 

復興には長い時間がかかったことと思います。

だからこそ、福島や宮城に対して、

向ける想いは深いものがあったでしょう。

そのときの、深く温かく、母の愛そのものの演奏は、

今でも忘れられません。

 

耐えて、忍んで、大地にしっかり根を張って、

春が来たときは、美しい花を咲かせる。

その花は決して大輪ではないけれど、むしろ控えめだけど、

見る人の心を明るくしてくれる。元気づけてくれる。

 

シャスタデイジー。

さとうのぶこさんは、その花そのもののような人です。