三次元測定機の出番です。
今日はアルミ鋳物の素材が入ってきており、形状を計測して機械加工NCプログラムデータ作成に反映したいのと、前回の測定機操作の感覚を忘れないよう練習もかねて三次元測定機で形状を計測しました。
- 測定機の準備
- 片面測定
- 反対面測定
- CAD図に計測データの落とし込み
1.まずは計測器の準備。電源を入れてパソコンを起ち上げ、ソフトを起動したら測定端子の0セット。
2.準備が出来たら、まずは片面を計測。メジャーで測定できるところは測定し、できないところに端子を接触させて座標を記録します。
3.ひっくり返して反対面も同様に計測します。
4.測定データをCADに落とし込んで素材設定に活用します。これでエアカット(切削工具の空振り)を最小限にしてコストダウンにつなげることができます。(赤:メジャー測定、緑:[2]片面測定結果、青:[3]反対面測定結果)
前回、類似品を加工した際はおよその形状をメジャー等で計測して素材設定していたので安全マージンを多めにとっていましたが、今回三次元測定によりかなり正確な素材設定ができるので、加工時間を比較してみたいと思います。
それではまた。次回更新は2/10(金)予定です。





