修理と予防保全・・・スマトレへの道(Elite Direto) | たかジイの第4コーナーからロングスパート

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趣味の自転車、車、B級グルメ、健康その他日々の諸々についてのブログです

3月24日(日) 曇り

 

昨日に続き寒い朝ですね。晴れの予報は外れて曇っていますね。

 

 

 

さて今日もよろしくお願いします。

 

スマートトレーナーElite Diretoのベルト切れで、リペアパーツ到着を待つ間に色々とネットで故障や修理の情報を漁っていました。

 

定番の故障
 

 

どうやら定番の故障があるようです。

 

①ベルト切れ、②負荷変動装置からの異音、③パワー測定軸/カセット軸からの異音、この3つらしいです。

 

Direto初代からDireto X→Direto XR→Direto XR-Tとverアップし測定精度、対応負荷(斜度)等は進化してます。

 

でもメカ的な基本構造は変更していないようです。

 

だからネットには共通の情報が沢山ありました。

 

①ベルト交換
 

 

ベルト交換方法がメーカーの公式youtubeに出ていたのにはびっくりです。

 

しかも交換後の製造時に計測された固有のオフセット値への合わせ方も・・・ありがたや

 

でも、オフセット調整用のネジにアクセスする穴には触るな!の封印シールが貼ってあるのに・・・どう言うこと?

 

実際の交換はベルトが届いてから・・・

 

改めて切れたベルトを見てみるとクラックだらけでした。

 

 

 

 

 

 

・・・ちょっとベルトテンション上げただけで切れるわけやな

 

 

②負荷変動装置からの異音
 

 

ベルトが届くまでにやれるところを予防保全としてやっておきました。

 

まずはこれです。

 

斜度に応じた負荷はフライホイールの板金近くに非接触で設置されたマグネットを軸方向に近づけたり遠ざけたりすることによって負荷を変化させています。

 

多くのスマトレはこの方式を採用しているんでしょうね。

 

そしてモーターの駆動によってマグネットは移動させられます。

 

いわゆるスクリュージャッキ機構ですね。

 

 

モーターが正逆回転するとマグネットが赤矢印方向に移動し、フライホイールとの位置関係が変わり負荷も変わります。

 

そばにあった???印のネジは多分マグネットとフライホイールとの隙間を調整するネジと思われます。

 

これを動かすともろに負荷が変わってオフセット値に合わせるキャリブレーションも狂うので触ってはダメなやつでしょう・・・知らんけど

 

 

このシャフトに塗布されているグリスが固化して負荷が増してモーター出力が負けるのが異音の原因のようです。

 

やったことはグリスを拭き取って新しい物を塗布しただけです。

 

固化するほどでは無かったので未だやる必要は無かったかも・・・まぁ、せっかくなんで

 

アプリで手動で負荷を変化させることができるので・・・

 

一番軽い負荷・・・右上の1という数字が負荷

 

 

マグネットの位置はここ

 

 

負荷を中央にすると

 

 

 

マグネットが右に移動して半分くらい隠れましたね

 

そして最大負荷

 

 

 

マグネットは見えなくなり、シャフトが露出してきました。

 

このグリスを拭き取って、新たなグリスを塗布しただけです。

 

注意しないといけないのグリスと樹脂は相性があってケミカルアタックを起こす時があります。

 

多分マグネットのハウジングはガラス入りポリカ、グリスが付かないように注意しましたが少しは付着したようです。

 

最悪運が悪いとハウジングが割れます・・・その時は素直に運が無かったと思って諦めよう

 

③パワー測定軸/カセット軸からの異音
 

 

もう一つの定番異音がパワー測定軸辺りから異音のようです。

 

これが鳴り出したら大変なようです。

 

 

フライホイールのシャフトの反対側にこのプーリーが固定されています。

 

 

カセットからの駆動をVベルトを介してこの軸に伝えるわけですが、このミゾミゾのプーリーがガタついて異音になるらしいです。

 

元々シャフトに対してガタ無く固定されていますが、長期間の使用でどうもガタ付くようです。

 

対策はシャフトとこのプーリーのガタを無くすことですが、多くの外人さんはBJ weldと呼ばれるエポキシ系接着剤で固定しているみたいです。

 

バラしてみようとしましたが、ネジというネジはみんなロックタイトが塗布され緩めるのが超、超、超大変でした。

 

最後は2枚上の写真のプーリー左側に15mmのスパナで押さえて右のナットを緩めないといけないのですが、厚さの薄いスパナが無くてここでギブアップしました。

 

もしこのプーリーとシャフトのガタが異音の原因で無かったら、後はシャフトを受けているベアリングですね。

 

もしこれなら完全にお手上げです。

 

このスマトレを入手して1日しか使ってませんが、特に異音は出ていないのでしばらくは大丈夫でしょう・・・と信じたい

 

 

あとはカセットが取り付く軸のベアリングです。

 

 

 

これが原因ならグリス入れ替えが出来なさそうなのでベアリング交換するしかないのでしょう・・・これもお手上げだけど、今は大丈夫かな

 

しかし自転車の駆動をカセットを介してここで支えているわけですが、体重+バイク重量のたぶん半分以上をこの肩持ちで受けるのって相当な荷重がベアリングにかかりますね。

 

おそらくフライホイール側のベアリングが受ける負荷どころではないでしょうね。

 

立ち漕ぎなんかにも耐えているなんて凄いな・・・妙に感心

 

 

バラしてみて色々と勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

色々と悩めるジイさんに何かアドバイスあれば是非お願いいたします。

 

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