恩師も走ると書いて師走となりました。歳の瀬も近づいてきました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
仕事に家庭に、慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。
我が家では毎年この時期は、ご成約頂いた成人の皆様の式典に向けた準備期間ということで、ほとんど休日なしで(店が休んでいても内は稼働中)動き続けております。
さて、師走ということですが、これは陰暦でいう12月を指します。
師が走るほど忙しいからきている言葉と考えられていますが、
師匠の僧侶がお経を上げる為に東に西に慌てて馳せ参じている、ことからきていると解釈する説や、
一年の終わりに、年が果てるという意味のしはつ、から来ているという説などもあり語源は様々です。
私事ですが、今年は大切な恩師の一人がこの世を去りました。もしご存命なら普段から大変忙しくされている師が、ますます慌ただしいこの季節、さらに走り回っていたことでしょう。とても残念ではありますが、今年は走ることなくゆっくりと休んで頂きたいと思います。
ゆく年くる年は、ゆく歳くる歳とも読めます。歳を重ねてみんないずれ行く世界、現世であるこの世を噛みしめながら、そして先達に感謝しながら、ゆっくりと参りたいと思います。