米アーティストPV撮影にダンサーとして参加しました | TAKAHIROオフィシャルブログ「DANCE WORLD」Powered by Ameba

米アーティストPV撮影にダンサーとして参加しました

涼しいNYです。

昨日はジムに行って張りきって、練習をしたので良い筋肉痛です。

今日は、先日のPV撮影に参加してきたので感想の報告です^^

まだ、誰の作品かは言えませんが、その人が歌う歌はみなさん知っていると思います。
90年代に彼が組んでいたグループの歌は日本の当時おなじみのCMの挿入歌になりました。
最近は、若手の人気米女性歌手とコラボレーションし、その曲はユーチューブで約7千万回の再生をされています。

自分はオーディションを受けて、メインダンサー6人の中の一人に合格しました。

撮影本番2日前、洋服のフィッティングがありました。
決まった衣装は、ワイシャツに細身のパンツルックなのですが、色とインパクトがなにやらすごいです。
まるで、アマゾンのカエル君がお洒落に挑戦したようなビビットな感じでした。
「こいつは、、、目立つから良いとしよう^ー^ アメリカっぽいし」の気持ちでした。

さぁ、当日。
スタッフは朝の5時から仕込みで、自分たちは朝七時にスタンバイ。

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撮影は、アメリカのストリート(道)上での映像でした。

交通封鎖して、機材を展開し、爆音で朝から音を鳴らすのを見てアメリカンを感じます。

そして、ダンサーのシーンを撮影。

リハーサルを入念に行い、本番の撮影を行っていきます。

リハーサルと言っても台本は無く、あらすじ、キャラ設定だけ与えられて、後は本人の采配に任せられます。ガチンコと言う感じです。

流れが固まったら、本番。
何度も撮影します。カメラは位置を変え、角度を変え、映像資料を増やしていきます。

ここはダンサーだけのシーンなので、主役のアーティストは監督椅子に座り、無表情です。
途中スタンバイのとき目が合いました(といっても相手はサングラスなのですが)

こちらが笑いかけたら、、、おおっっっ無表情だーーーー(麦)!!
怖い人だなぁと思いました。
一人アジア人が張り切っているのがイヤなのかなぁ。

やっぱり不安になったりします。

でも、駄目だったとしても、ここで出来ることは全力でやりきることだから、もうここぞとばかり絶賛動きまくりました。

シーンのあと、ディレクターさんや、スタッフさんがとっても喜んでくれて褒めてくれたのが嬉しかったです。

「君は、ミュージカル喜劇俳優のあの人みたいだね!おとぼけも出来るし、COOLも見せる。ナイスじゃ!」 
『あの人』知らない俳優の名前でしたが、光栄なことでした^ー^


お昼の時間が来ました。
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写真はフルーツのボール。
巨大です。
他の食材も巨大サイズでした。

ご飯を食べて、待ち時間、待ち時間。

主役のシーンを撮影、撮影です。
彼は基本ソロのシーン。

日が暮れてきました。

追加のシーンも撮り終え、お役目終了です。
ダンサー6人は楽屋に戻っていいよのお知らせを受けました。

最後にエキストラの人がワイワイ騒ぐシーンを撮っていました。
自分は、後ろ髪引かれる気分で、ポツンと残って撮影現場を眺めていました。

すると、急に主役のアーティストが登場。
彼が群舞の中心になり、盛り上がりが絶頂に跳ね上がります。

ふと、道路を挟んで目が合いました。
彼は力強くこちらに指を指しました。

自分も群衆の中に飛び込んでいきます。
なんだか映画のような瞬間でした。

嫌われてなんかいなかったんだな。
怖い人でもなかった。

映像では、どのシーンが使われるか、もしかしたらカットだらけなのかも知れないけれど、
ダンサーとしてとても幸せな1ページになりました。

飛び込んでみてよかったな^ー^

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↑これは私服であります^^

            上野隆博 TAKAHIRO