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想像の世界を書く

休日ですね^ー^


このお便りを書いている時、日本は日曜日の朝7時過ぎ。


そして、ニューヨークの時は土曜日の土曜日の午後5時過ぎ。


共に流れを過ごしているけれど、僕はあなたの時追い人です。


何だか不思議な世の仕組みですね。



日付変更線と言う先を越えると時が変わり、国境と言う線を越えると法律が変わり、線を巡って歴史が変わる。

宙から見れば地球は、ひとつの丸なのに、まるのなかにはさんかくしかく。


安定に生まれた不安定。それは「有・ユウ」の一つの象徴のように感じます。


一般には「無」のことを、何も無い未完全状態と考えることが多いですが、

全てが安定した完璧な「有」の状態と言うことも出来るのだろうと考えたことがあります。


それを、ジグソーパズルを例にとって考えてみます。


目の前に完成したジグソーパズルがあります。


或る弾みでジグソーパズルがバラバラになりました。


それぞれのピースは、あちらこちらに勢いよく散らばります。


青色のピースも、赤色のピースも。

四角形のピースも、凸凹だらけのピースも現れました。

それぞれ一つと同じ色と形の物がない、目の前に広がる無限のピースのカケラタチ。


「あぁ、これは大変だ!!元に戻さなきゃ」


元に戻し始めます。


色々結合してみて、当りもあれば外れもあって。


だんだん、大きなピースの集合体がそれぞれ出来てきて、小さいピースはドンドンそれに飲み込まれていきます。


そのうち大きなピースの集合体同士がぶつかり合って、見た目にもダイナミックな出来になってきました。


気づくと全部元通り。ピースは全てなめされて、もはやその存在は無くし、


目の前にはただジグソーパズルの完成があるだけです。


沢山の、ピースの流動があったけれど、結局元の通り。


ただ、違うことが一つあるとしたら、


ピースの核がもしかしたら前と違うのかもしれないと言うことだけ。


つまり、バラバラになったピースが元通りになるとき、全てを合体させるために始めの1枚となったピースが以前の合体と違うかも。


新羅万象全てにそれぞれ人のように命(魂)があるのだと仮定したら、

そして、ジグソーパズルの完成状態が「無」なく。全てを統一した一つの「有」の状態と考えるなら、その中に一つの命(魂)つまりは「核」があるのだと予想されるのです。


つまり、同じ「無」の「有」でも「核」が違うのだと想像するのです。


さて、これを今度は、これをこの世で想定してみるわけです。


まず、我々の言う「無」が今回で想定する「完全の有」の状態です。


ある時、無の世界に「ビックバン」と言う現象が起きたと言われています。

ほんの小さな点ができて、それは大爆発を起こし、灼熱のうちに広がり宇宙が誕生したと想定されています。


何かの切っ掛けでパズルが壊れたのです。


小さな隕石はぶつかり合って、割れて、或いは合体して大きくなりました。


そして、宇宙空間は現在21世紀。


さて、地球を見る前に宇宙空間の未来を先に覗いて見ましょう。(科学誌のデータによる仮定現実)


時が流れます、死んでいく星があれば、新しく生まれる星もあります。


ある日、地球は太陽に飲み込まれます。


他の星たちも、大きな星に取り込まれてゆきます。


ある時、太陽は全て燃料を燃やしつくし光ることを失います。


周りの星の明かりも次第に消えていきます。


宇宙間の物質結合によるエネルギーは使い果たされ生まれる星よりも死ぬ星が増えてゆきます。


星達は、宇宙をさまよい強い質量を持った存在に飲み込まれていきます。

その代表がブラックホールです。


もう果てしない時が流れました。

宇宙には光る星はもう無く、全てはブラックホールに飲み込まれ真っ暗な何も無い存在になります。


そんなブラックホールもついには自身を維持できなくなり最後まばゆい光を放ち蒸発してしまいます。


そこはもはや広がる空間しか存在しない世界。


そして、今まで拡張に向かっていた宇宙空間は縮小に向かい全てはゼロに戻ります。


さて、ここで気づく大切なキーワードがあります、

・どうやら宇宙に散らばったエネルギーは、壊れたジグソーパズルと同じで数に限りがあるらしい。

・どうやら、物質には反発力があり、散らばった物を元に戻そうとする意思があると予想される。

・以前の「無」=「有」とこの先に再度来る「無」=「有」は同じだがその「核」が変わる可能性がある。

・全ての物質は、無の世界、唯一の有の世界の核に成ろうと働いているのではないか?


今度は、これを地球内に当てはめてみようと思います。


人も物質の集合体です。

だけれど、僕たちの意識つまり「核」は一つです。


僕達は、食べます。

食べると言う行為は、他の物質を「取り込んで」自分自身にしてしまう行為です。

動物を食べ筋肉組織をつくり、草を食べその中のビタミンを自分自身にしてしまいます。

全てをひとつに戻そうとする「反発力」の働きと、全ての中の一つの「核」に成ろうとする意思がここにあるかもしれないと予想されます。


そして、強い意志は弱い意思を飲み込もうとします。

物理的取り込みだけでなく、精神的な取り込みさえも行おうとします。


個があり、グループが出来、国が出来・・・その中の「核」に成りたがります。


我々は、こんな小さい身体で地球を取り込もうと勤しみます。


でも、地球も我々を取り込もうとする。


地球の意思は質量。つまり重力・引力です。


重力をもってして、表面にあるものを全て内部に取り込んでしまおうとしているように想像されます。


我々は、それにも反発力を有します。


だから、「立つ」。


出来るだけ、地球に接点を減らして己の存在意思を誇示する。


だから、木は天に伸び、鳥は空を飛ぶ。人も宇宙を目指す。


ただ、生命を永らえるためには、地面に横ばいになって生きられるほうがよっぽどエネルギー消費効率がいいと思うのだけれど、それではいけない理由が「核になるための意思」にある。


でも、人はやっぱり地球の意思に飲み込まれる。

最後は誰も横たわって土にや空気になる。

僕たちが地球の産毛を取り込んだように、地球は人を取り込んだ。

或いはそんな小さな身体で地球のことを取り込んでしまったのかもしれない・・・


と言う空想世界。

ううん。。。頭の中の世界はどうしてこんなに広がるんだろう。


安定の中の不安定、地球に見えぬ国境の意味。

想像していたらあわわわわ。

勿論これは、一つの夢想であって。

そして、この考えは事実の飛躍などもあるはずです。(宇宙論はダークマターの存在や、多重次元の可能性、空間、時間の概念など実際は多数絡んでくるはずだし、フロイト理論ももっと深いですしetcetc...)詳しくは是非専門の文献などを読んでみて下さい^ー^


たまに小説やマンガ、映画などに触れると、それぞれの仮定に似た考えの方もいて楽しいです。

同じテーマでこれ以外にも、別の考え方も沢山あるからどの答えが正解などは無いと思います。


想像の世界は、千考えただけ可能性が自由に存在するから可能性があると思います。

普段から色々考えるのが大好きですが、書き出すとかなり深く一点方向に、そして長くなってしまいます。

本当は、メロンを一人で全部食べちゃう贅沢企画を考えて、スーパーで購入したところ一個170円と想像以上に安かった話をしようと思ったんだけれど脱線してしまったのでした(笑)


メロンよ何処へいったですか(笑)

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                                 TAKAHIRO-上野隆博ー