「豚インフルエンザ感染パーティー」に驚くのです
豚インフルエンザ、日本で厳重警戒のニュースを耳にします。
アメリカでは概算10万人が感染しているとも言われますが、相変わらずみなあっけらかんとしています。
未だに、ここNYでは今年一回もマスク姿の人を見たことが無いし、話題に上ることもありません。
空気感染ではなく、飛沫感染であるのと、アメリカ人的には弱毒性とみなされていることで警戒が無いようです。
それどころか、「感染パーティー」など開催されている状態・・・。
「感染パーティー」
その名の如く、皆で「インフルエンザを移しあおう!!」と言う無茶な企画です。
アメリカでは、「はしか感染パーティー」などが有名らしいです。
大人になって発祥すると危険性の高い病気に、子供のうちにかかっておいて「免疫」をつけようと言うもの。
今回の「豚インフルエンザ感染パーティー」は、1918年スペイン風邪の事例を心配してのことらしいです。
スペイン風邪は1918~19年、世界的広まった新型と同じH1N1型インフルエンザ。
全国死者約4000万人を出した未曾有の大流行病。
このスペイン風邪は、暖かい時期に弱毒性で発生し、一度沈静化。
そして、再び秋に第二波が発生。
このとき、ウィルスは猛毒性に変異していて猛威を振るったと言う流れです。
つまり、彼らは「豚インフルエンザ」がもし今後猛毒性に変異したときのために免疫を付けておきたく、今のうちに感染しておこうと言うことのようです。
そんなことをしたら、益々病原体が世に拡散してしまうのに!!
そして、お医者さん的にも「そんなことは駄目だ」と言われているのに!!
勿論、一部の人達による事ですが、
「まずは自分の身の保全を確保したい」
と言う個人主義的な考えが見えてくる事件です・・・
日本では現段階で警戒心MAXなのに。
「同じ病原体」を通しながらも、
メディアの取り上げ方次第で、こうも現実が変わってくるものですね。
個人が気をつけていても、かかってしまう事があるのが風邪の類ですが、
皆さんを見習って僕も予防を気をつけます。
うがい手洗い、栄養バランスの取れた食生活:D
では、今日も張りきって参ります!!
上野隆博ーTAKAHIROー