リンゴは何にも言わないけれど | TAKAHIROオフィシャルブログ「DANCE WORLD」Powered by Ameba

リンゴは何にも言わないけれど

僕の好きなアニメ作品の監督が幾つかの自作を振り返り、解説する古い映像を見ていました。


1作目、2作目、3作目紹介・・・正直僕の知らない作品だけれど、彼は楽しそうに思い出を語っていました。


そして4作目!! でました!黄金の作品♪ と思ったら、急に彼の声色が重くなり・・・



『この作品については何にも言いたくないんです・・・


というのは・・・テレビで制作しているときには・・・いわゆる当たり前に町場の所属場で作っていたのですが、


作り終わってからこんなにヒドイ思いをしたとか、こんなにシンドイ思いをしたり、


それから人に罵られたり、褒め称えられたり、


こうも上げたり下げたり、されるということを体験しまして、


これは、オンエアの後でとても大変な・・・「つらい」思いをした実感が残っています。』




この作品で彼は胸を「ムン」と張って意気揚々と解説を始めるのかと思っていました。

しかし、僕の、そして恐らく一般の人が予想した反応とは真逆の態度に驚きました。



「ガンダム」について語る富野由悠季監督の言葉です。



僕たちは作品だけしか見ないけれど、本人にとってはそれ以外のことが沢山あるものですね。


調べてみたら、「ガンダム」は当初、視聴率が振るわず打ち切りを命じられそうになったり、

そのほか沢山の苦労が見えてきました。


自分も作り手として少し気持ちが分かるところもあります。

でも、このことは「知らなければよかったかな」とも思いました。




この映像を見て改めて思います。


僕たちはそんな内輪のことは考えないで、素直に作品を楽しめばいいんだと。


ディズニーランドで、ミッキーの中身や現実を考えたりするのはナンセンスですものね。



「知らない」ままにしておくこと。

情報が溢れる現代社会で、想像の世界を残しておくこと。


それも、素敵な魔法の一つだと思います。



今日は、久しぶりに「ガンダム」のDVDシリーズを見て床につこうかと思います!!


ふふふ「ガンダム」シリーズは「ガンダム」「Zガンダム」「ZZガンダム」とNYの自宅に置いてあるのです☆


みなさんの好きな「モビルスーツ」は何ですか?


僕は「キュべレイ」が好きです。

キャラクターでは「ランバ・ラル」が好きです。


マニアックかな^ー^