電車⇒ベートーベン⇒エジソン
リハーサルに向かう電車に揺られる。
銀色の車体の中にはオレンジ色のイスが並ぶ。
朝の出勤時間帯以外は、大抵座れる。
クーラーがよく効いていて快適!
一部の車両でクーラー機能が壊れていたり、停電したりするのはご愛嬌(笑)
練習スタジオまでは、30分。
耳元では、ベートーベンの「第九」~歓びの歌~が流れる。
僕は、この曲が大好き!
大好き過ぎて、大学生時代には「第九」を歌う合唱団に入団したほど。
クリスマスシーズンになるとサントリーホールで歌うことが出来るのです。
今でもいい思い出!!
ドイツ語の歌詞を覚えるのが大変でした。
そもそも、第九は長ーいんです!!!
70分近くもあるんですよ。(合唱以外の部分も込みで)
この長さに関して、こんな逸話があります。
CDーRの最大記録時間が74分に設定されたのは、
当時一番長い曲といわれていた「第九」を1枚のCDに収められるようにしたから。
というものです。
興味深いですね^ー^
今の時代はブルーレイかなぁ。
音楽は何分記録できるんでしょう???
未知の領域です。
では、もう一つ!
音楽再生の円盤の元祖といえば「レコード」ですね!!
さて、
「レコード」(フォノグラフ)発明の父と呼ばれているのは誰でしょうか?
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エジソンでした!!
調べてみたらエジソンは妻メアリーに
「今にベートーベンの交響曲第九番が、一枚のレコードに収められるようになるでゴザルよ」と語っていたそうな。
その予言は見事に的中!!
彼の発言した「今に・・・」は僕たちにとってはもう過去のことなのですね。
僕たちにとって「今に・・・」はもっと凄い未来。
「今に1枚のディスクで第九の演奏が立体映像でみれるようになる」とかかなぁ^ー^
エジソンが亡くなったのは1931年。
時代の進歩の加速は恐ろしいほど早いものですね。