髄膜腫



「つい最近、脳腫瘍になっちゃって」なんて話を切り出すと、漏れなくその場の空気が凍る。


他方、より正確に説明するために「髄膜腫」というワードを出すと、今度は

「髄膜腫って何?」
と質問されたりして、話のテンポがそこで止まってしまう。


そんな時に有名人の方を引き合いに出すと何となくイメージを持ってもらいやすかったりする。

特に、僕ら世代だと
「関ジャニ∞の安田くんっていう青い色メガネかけてる人がちょっと前に同じ病気にかかっちゃってさ」
「調子悪くて検査したら野球ボール並みの大きさの腫瘍が見つかって、摘出手術したんだけど、それが髄膜腫っていうやつで」
「後遺症が残っちゃったから今も青い色メガネかけてるんだよ」
みたいな説明をすると、聞き手の人の理解が深まるなんて場面がよくある。


そんな安田くんがNHKのEテレの番組「スイッチインタビュー」にて対談をやるらしい。
全2回。

うち1回目は既に放送済みだけど、なんとこの後夜24時25分から再放送もあるみたい。
髄膜腫のこと、そのほかの脳腫瘍のこと、あるいはもしかしたら重篤な疾患のこと等で悩みを抱えてる方は参考になるかもしれない。


以下、番組ホームページより引用

スイッチインタビュー
「安田章大×清水研」EP1

2017年に脳腫瘍を患った歌手・俳優の安田章大×日本で初めてがん患者の心を支える“レジリエンス外来”を開設、4000人の声に耳を傾けてきた腫瘍精神科医・清水研

日本で初めて、がん患者の心を支える“レジリエンス外来”を開設した精神科医・清水研。4000人の声に耳を傾け、病と向き合う人を支えてきた。そんな清水の大ファンを公言するのが、2017年に脳腫瘍を患った経験を持つ安田章大。手術の後、後遺症の影響による光過敏でサングラスが手放せなくなった安田。自身の経験から、清水の著作に大いに共感したという。人はどう絶望から立ち直り、前を向いていくのか。その極意を問う。