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おはようございます。
水泳元オリンピック日本代表の森隆弘です。



今週の月曜日から
リオオリンピック選考会が
始まりました。



皆さんの中には
観戦に行かれている方
予選は、YouTubeで
準決勝・決勝では、テレビで
ご覧になられている方も
いらっしゃると思います。



僕自身は、
初日に観に行かせて頂きました。



会場は、
一発勝負の緊張感で
異様な雰囲気でした。



これが、
オリンピック選考会ですよね。



僕もこの雰囲気の中で泳いでたと
思うとよく頑張ってたな・・・
と自分の事をちょっと褒めたく
なります^^



初日、僕自身鳥肌が立ったのは
池江璃花子選手の泳ぎです。




実は、
池江選手の泳ぎを生で見た事が
なかったので今回生で見れる事が
凄く楽しみでした。



池江璃花子選手の泳ぎは
まさに理想の泳ぎですよね。



その泳ぎは・・・

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1.第1キックを蹴った後に
脚をしっかり締めてから
腰の動きに繋がる



2.入水してスカーリング動作を
入れてからキャッチに入る



3.フィニッシュは、後ろではなく
斜め横に抜いてから
腕を前に戻す

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この動作は、
簡単そうに見えますが



スピード上げた時にできることが
大切になります。



この3つの中でどれが
難しいかというと1番目の
キック動作
になります。



スピードを上げると
蹴り終わった時に
足が離れてしまう方が多い
です。



蹴り終わりで足を締めることで
自然に腰が上がり
抵抗が少なくなり2→3に繋がります。





どうしても
スピードを上げると
足を締める前に
腕をかく方が多いのです。




そうする事で
体重移動が出来ない状態で
腕を広げるので抵抗が増えて
ブレーキになりやすい
です。



他の種目でも全て0→1
大切になります。



例えば、
飛び込みも飛んだ時の
形ばかりを意識すると
上手く飛ぶことは出来ませんが


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○構える前の姿勢
○構え方

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この2つを調整する事で
スタート台を蹴る時に
力も入りやすくなり
飛び込み動作も自然と
良くなります。



しかしながら
泳ぎの形や動きだけを意識しすぎて
大事な基礎部分が抜けてしまうと
持久力・スピードアップに繋がり
にくくなります。



池江選手のように基本を忠実に
第1キックを丁寧に蹴ることで
泳ぎのリズムが安定し
体重移動もスムーズ
になります。



バサロマスターをお持ちの方は
もう1度キックを最後まで蹴る事と



蹴り終わりと腰の上げ方を合わせる
意識で泳いでみて下さい。


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【参考動画】


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何も着けないでこれを意識すると
足が開きやすいのですが



バサロマスターが
どうしても開いてしまう
足先や膝を止めてくれます。



その止める動作を
身体が覚えてくれて
バサロマスターを取って
泳いだ時に



第1キック後に
スピードが出やすくなりますので
是非やってみてください。



選考会は、
まだまだ続きますので
選手の泳ぎを見ながら
研究して気づいた事を
実プールで試して頂けたらと
思います。

森隆弘