前回、
「対応づけに迷う」ことを取り上げました。
迷うことは避けたいことの一つです。
“迷う“にも種類があります。
最悪なのは、
「何をどうしていいのか迷う」
これはもう「どうしていいのかわからない」ということですから、
試験時間中になってしまうとパニックになります。
選択肢も浮かばない状況とも言えます。
だったら、
あらかじめ試験時間中に起きうる事態を想定し、
「もし、そういう事態になったらどうする?」
と検討しておく。
おそらく場合分けされるでしょうから、
取りうる行動を選択肢として用意しておく。
実際に試験場で起きるケースとしては、
たとえば、
問題要求をひととおり確認し終えた時点で、
どの問題もよく理解できず、
最初に処理する問題を選ぶことができない・・・
どうしよう?
問題本文を一度読み通した時点で、
優先度を上げた問題の根拠がさっぱり見当たらなかった上に、
事例内容(文脈や展開)も頭に入ってこない・・・
どうしよう?
1つ問題を処理し終えた時点で、
ふと時計を見たら、
40分も経過していた・・・
どうしよう?
試験開始前に、
これまで感じたことのないほど緊張してきた。
そして、
緊張していること、それを抑えられないことに動揺している・・・・
どうしよう?
これらのことはほとんど起きません。
しかし、
ほとんど起きない=起きない、ではない。
(実際、起きています)
想定しておけば、
起きること自体の確率も小さくできます。