出題者が問題本文中に埋め込んだ根拠に気づき、
出題者が意図している意味で使う確率を高める。
この確率がある程度高くなれば確実に合格です。
確率を高めるためには、
さまざまな要素が関連してきますが、
次の2つをまず診断・助言しましょう。
・問題本文をどの程度読めるのか
・根拠の示し方の知識がどの程度使えるのか
今回初めて2次を受験する場合(=8月から2次対策を本格化させている場合)、
まだ、2つとも不十分だと考えて間違いありません。
これまで対策をやってきたみなさんも、
高めておいて損はありません。
一つ目については、
毎日問題本文(過去問)を音読することを試験日の前日まで続けていけば“ある程度“のレベルになります。
二つ目については、
根拠を書き出してみることが有効です。
たとえば、
事例3の対策が優先される場合、
“短納期化“がC社の課題として妥当性をもつような根拠は?
と自分にお題を出します。
そして、即座に書き出す。
① C社では、短納期化が課題となっている。
② C社の納期は同業他社に比べ長く、失注することもある。
③ 同業他社の中には、短納期を売りに受注を伸ばしているところが増えている。
④ 同業他社の納期は3週間である。C社の平均納期は6週間である。
・・・・・・
どれくらい出てくるか、
それらがどの程度スッと出てくるか、
により自身の状態を診断できますから、
それによって助言もできます。
では、
早速(?)
練習してみましょう。
“納期短縮の余地“があることをどのように示す?
診断結果は?
助言は?
練習はただやるだけだともったいないです。
即座に診断・助言して、
次につなげていきましょう。