2次試験では多くの事例で、

事例企業が今後存続・成長のための施策を助言する設定になります。

(事例4以外はそうなっています)

 

この設定がどうして成り立つのか?

 

もし、

創業した企業が、

フツウに経営していればほとんど存続・成長できるとしたら、どうでしょう?

 

わざわざ診断士に助言を求めるのは不自然です。

必要ないわけですから。

 

ということは、

フツウに経営していると存続・成長はできない状況になっているということになります。

あるいは、

フツウに経営できない経営者が一定割合存在する。

 

起業からの生存率は、中小企業一般で5年で40%程度。

 

残念ながら、

これが意味することが、

フツウにしていれば存続する状況ではないということなのか、

フツウに経営できない企業が一定割合存在するということなのか、

あるいはその両方なのかはわかりません。

 

 

“フツウに経営“の定義・解釈次第という感じになりますが、

 

どう考えます?

 

この問いは、

次の問いにもつながっていきます。

 

診断士は、

経営者に、

フツウではないレベルのことを授けるのか?

セオリー通りのフツウのことを授けるのか?

その両方なのか?

 

さらに、

ややこしくすると、

フツウの経営者がフツウのことをフツウにやり続けることがフツウなことなのか?

 

という見方も可能です。

 

フツウにアテンションプリーズ!