演習後の振り返りは、

個々の問題の対応ごとに行なっていると思います。

たとえば、

完成演習①第1問の問題文の解釈であれば、

経営者の経営に対する考え方の変遷の解釈時に、

変化ではなく変遷なので、

考え方は3種類か4種類になる(2回以上は変化した)と浮かんだ?

 

といった確認をする。

そして、

浮かばなかったのなら知識の補強、

浮かべなかったのなら手順の練習、

浮かべようとしなかったのなら手順の修正、

 

浮かべようとしなかったし、

浮かべようとしてもやったことないから浮かべなかった可能性が高いし、

仮に浮かべようとしたとしても知識がないから浮かばなかったと思われるなら、

手順の修正、その手順での練習、知識の補強(繰り返し出力)すべてを行う対策を実施する。

 

完成演習も2周目が終わり、残すは1周(4事例)です。

3周目の前にこれまでの8回から助言(対策)を得ましょう。

 

複数回の演習をまとめて振り返る(診断する)際は、

特定の着眼点ごとに行うのが効果的です。

 

助言(対策)するために診断するわけですから、

特定の助言を着眼点に設定して確認する。

 

たとえば、

「助言=知識を補強する」を着眼点に設定して、

完成演習①の問題文を対象にすると、

こんな感じになります。

 ↓

変化と変遷の違いを説明できるか?

具体例を挙げて説明できる?

 

要因と背景的要因を区別できる?

具体例を挙げて説明できる?

 

経営戦略上の効果の具体例は?

競争戦略上の効果との違いは?

 

本社から離れた営業所の運営上のポイントは?

具体的にどんなことがあてはまる?

 

組織体制と組織運営体制の違いは?

組織体制には含まれるけれど、

組織運営体制には含まれないものをあげられる?

 

 

2次試験問題の事例内容(問題本文)を読む際、

着眼点を設定していないと、

把握する内容は中途半端なものになります。

 

自分の事例内容(演習体験)を振り返る際も、

同様です。

 

まず、

自分が最も助言を必要としているのは、

知識なのか、

技能なのか、

手順なのか、

マネジメントなのか、

 

この点を診断し、助言しましょう。

 

着眼点の設定により、

見えるものも、

見え方も、

結果として得られることも違ってきます。

 

今日は着眼点にアテンションプリーズ!

 

ところで、

このブログを読む際、

どんな着眼点を設定しています?