“満足“は、
望ましい状態が実現できていると考えることできます。
よって、課題はない。
一方、
“不満足“は、
望ましい状態とギャップがあると認識しているわけだから課題がある。
ということは、
満足・不満足が助言を前提とした診断だとすると、
“満足“の場合は助言なしということになります。
そもそも、
“満足“なら助言を求めないでしょうから、
助言が成り立ちません。
無理やり、
「満足?いいですね。この状況を維持しましょう」
とか、
「満足?望みが低すぎはしませんか?望ましい状態のレベルを上げましょう」
とか、
一方的に助言することはできますが、
相手が必要としていないなら、
助言にはなりません。
ただの意見、感想、お節介です。
でもまあ、
ア 満足
イ やや満足
ウ フツウ
エ やや不満
オ 不満
という5択の中の“満足“は、
100%満足とは限りません。
“やや満足“よりも満足度が高ければすべてカバーされます。
“かなり満足“や“だいたい満足“も含まれます。
「大変満足!でも、強いて言えば・・・」
と1つ2つ期待とのズレ(差異)があることもあるでしょう。
そういう意味では、
“満足“は不満がないのではなく、
“期待とのズレ(差異)はあるけど、そこは気にならない(そこは大事ではない)“
と考えた方が適切かもしれません。
とにかく、
助言を前提にした場合、
期待とのズレ(差異)は、“改善の余地“です。
この観点では、
不満は歓迎すべきことです。