助言内容の要件は、

「できる(と思われる)」ことです。

 

この「できる(と思われる)」ことは、

2つの「できる(と思われる)」から構成されます。

 

・実現できる(実現可能性)

・実行できる(実行可能性)

 

事例2の助言で言えば、

マーケ策(売上を増やす策)の助言ですから、

実現できる根拠は、

対応するニーズの存在であり、

実行できる根拠は、

利用する経営資源の存在です。

 

前者については、

・ニーズが存在すること

・未対応であること

の2つの要件を満たすことが前提になります。

 

後者については、

B社の強みである必要はありません。

単に利用可能な経営資源であればよい。

資源が自社になければ、

他社との協業で補完するのもアリです。

 

以上のような「できる(と思われる)」ことであれば、

助言は受け入れられ、

実行され、

実現する。

 

事例(試験問題)としての約束ごとはそうなっています。

 

ちょっと前に書きましけれど、

助言は“押し売り“ではなく、

求めたから、提供されたものです。

 

“実現“を求めているならやるでしょう。

 

助言内容を

強制する必要はないし、

いやいや実行するなんてこともない。

 

というわけで、

もし、

試験対策としてやろうとしていることが

強制的っぽい(無理やりやっている)、

義務的っぽい(決めたからやっている)、

というようなことがあるようなら、

“助言“になっていない可能性が高いです。

 

意味のある助言は、

求めた結果として助言を得たわけですから、

“ワァーイ“と喜ぶところまでいかなくても、

盛り上がっていて不思議ではありません。

 

特に自分で自分に助言した場合、

求められ提供できたわけですから、

よとこびは2倍(あるいは2乗?)です。

 

このブログは誰からも直接求められているわけではないですが、

「誰も何も言わないだけで実は求めているであろう」という“ふわっとした“推測をもとに書いています。

というわけで、

助言ではないし、

要件を満たす根拠も示していませんが、

それでも“ややワァーイ“な感じはあります。

 

有意義な週末を!