ー演習を行う目的は?

合格確率を高めるため

 

ー具体的に説明すると?

以下の3つの観点で現状の自分を把握し、

優先的に対処すべき点を明らかにすること。

・問題処理手順

・使える知識と技能

・答案作成マネジメント

 

ーそれで?

いまやっている対策に反映させる。

 

ーたとえば?

問題処理手順の要求具体化の作業品質を上げる策を見直す。

問題文の一部を変えて影響を検討する練習を毎日行う。

問題を1問選び、その1問について一部を変えた問題文を3種類作成する。

具体的には、

①問題文を書き写す

②一部を変えた問題文を書き、影響を考える(少なくとも3種類)

 (①のオリジナルとの対比で考える)

③気づいたことを記録する

 

ーその対策が有効である根拠は?

要求具体化の作業品質に改善の余地があることは明らかであり、

それは使える知識不足など他の要因も関係すると思われるが、

要求や制約を解釈する(考える)ことができなければ、知識があっても使えない。

ということから、

仮説レベルではあるけれど、

この練習を継続することで、作業品質が上がることが期待できる。

 

ー作業品質が上がったことをどうやって知ることができる?

今後の演習後の講師の解説と自分がやったことの比較し、

その一致度合いで判断する。

 

演習は、自分の状況を診断(把握・分析)するツールです。

診断するのは、助言したいから。

 

助言しないなら診断する意味がない。

 

演習を1つ体験すると、

ものすごい量の情報が発生します。

 

効果的な助言をするという目的を強く意識しましょう。

効果が得られるという実感(期待)があれば、

だまっていてもやりたくなります。